万事 神の叡智によって
佳きに計られている
偶然の出会はないんだ!!
そんなことを考える時があります。
先日も、亡き妻とよく出かけたスーパーに一人で買い物に行ったときです。
いつものように、野菜売り場から、お肉、お魚、惣菜、・・・・と一通り回って、ふと、「ニンジンや大根は、ここいくらだったかな?」と考えながら、もう一度、野菜売り場に来ました。
その時、後ろの方で。「〇〇さ~ん」「〇〇さ~ん」と言う声がします。。
振り向くと、「誰だったかな・・?」と考えていると、その方(Aさん)が、「奥さんは、どこにおられるの?」「最近、見かけないけど、元気にされてる~??」と話しかけてきました。
(わたし)
「実は、去年の8月に亡くなったんです・・・、肺炎で1週間の入院と言われてたんですけど、1週間で亡くなってしまったんです。癌が肺に転移してたみたいで・・・・」
(Aさん)
「えぇー!、そんなー!、いつも奥さんと一緒やのに、、今日はどこに居るんやろーと思ったんよー・・・」、「前に会った時、奥さん『私、そんなに長くないかもって』仰ってたけど、、、その通りになるなんて・・・・、癌でも長生きの人、いるのにー・・・・」
(わたし)
「もっと早くに気付いてたら、出来ることもあったのに、と、後悔してるんです・・・( ;∀;)」
(Aさん)
「それは、仕方ないよ、、、運命だったのよ・・・・」
Aさんの娘さんのお話などしたあと、「いつまでも長生きで、、お互いに!!」と、お互い、それを心に留めた出会いでした。
Aさんと別れたあと、お店の中を回りながら、ふと思いました。
『私は、なんて寂しく、トボトボ、歩いてたんだ』『妻が亡くなって、ポッカリ、穴が空いて、悲しく暗い方向ばかりみ見ていた、、、、ダメだなぁ』と。
そして、思い出したんです。あの一節を!
【己の魂が浄化しない限り、愛なき暗黒の大地をトボトボと一人歩まねばならぬ!】
私は、愛なき暗い道をトボトボと歩いていた。神の愛だの、全宇宙の存在は神の一部だの、摂理だの、と言っていながら、何も分かっていなかったんだ、と。。
この日の出会いは、神の計らい、、守護霊様や亡き妻の計らいだったんだと、、そして、気持ち新たにやってゆこうと思いました。。
この一節は、要約し過ぎてて、本当は以下の一文になります。
引用:「ベールの彼方の生活②」86ページ
第三章 天上的なるものと地上的なるもの、第二節 守護霊と人間。
抜粋箇所は、色付け文字の文章で、太字と下線は私が入れています。
・書名:ベールの彼方の生活②「天界の高地編」
・著者:G・V・オーエン
・訳者:近藤千雄
・出版:潮文社
ああ、しかし、真の光明界へ辿り着くまでにいかに長き年月を要することか。苦悶と悲痛の歳月である。そしてその間に絶え間なく思い知らされることは、己れの魂が浄化しない限り 再会を待ち望む顔馴染みの住む世界へは至れず、愛なき暗黒の大陸をとぼとぼと歩まねばならない ということである。・・・・
全ての摂理が〝愛〟に発するものである ことは、地上時代とは異なり、今の吾々には痛いほどよく解る。曽てはただ信ずるのみであったことを今は心行くまで得心することが出来る ことも、憚(はばか)ることなく断言できる。が、因果律 というこの厳粛なる謎 については、まだまだ 未知なるもの がある。
このベールの彼方の生活は、4巻から成る霊界通信で、これは、霊媒オーエン氏の守護霊を中心とした38名で構成される霊団から送られたものです。天地創造の謎から宇宙の霊的構成、キリスト降誕の秘密等、様々な謎を説き明かしています。「シルバー・バーチの霊訓」「モーゼスの霊訓」と並ぶ英国が生んだ三大霊訓の一つとして、いまだに世界中で愛読されています。
願わくば、妻の霊に一歩、また一歩、近づけることを願って🌺