悔し涙を拭うチャンスが誰しも与えられています。
人生は、死後も永遠に続きます❗
なかなか「自分の間違い」には、気付けないものです。
特に、『霊こそ実在で、肉体は影である』と知っても、実生活では<肉体意識>主導で、<霊意識>が隠れてしまっていることが、多いものです。
【霊よりも肉体が優越している】
【人間が物質にのめり込んでいる】
その結果が、目の前の<現象>だと気付かせてくれる【因果律】の法則。
ただ、そうであっても、なかなか認めようとしない。
何度も、その『愚かさ』を繰り返している・・・。
では、<霊の世界>より、二つの『霊界通信』をご参考に抜粋します
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『古代霊は語る』第四章 苦しみと悲しみと─魂の試練 118ページ より抜粋
(太字・アンダーライン・色付けは私が入れています。適宜改行を加えています)
問「 もう一度やり直すチャンスは全ての人間に与えられるのでしょうか 」
シルバー・バーチ「 もちろんですとも。
やり直しのチャンスが与えられないとしたら、
宇宙が愛と公正とによって支配されていないことになります。
墓に埋められて万事が終わるとしたら、
この世は正に不公平だらけで、生きてきた不満の多い人生の埋め合わせもやり直しも出来ないことになります。
私どもが地上の人々にもたらすことの出来る最高の霊的知識は、
人生は死でもって終了するのではないということ、
従って
苦しい人生を送った人も、
失敗の人生を送った人も、
屈辱の人生を送った人も、
皆もう一度やり直すことが出来るということ、
言いかえれば悔し涙を拭うチャンスが必ず与えられるということです。
人生は死後もなお続くのです。
永遠に続くのです。
その永遠の旅路の中で人は内蔵している能力、地上で発揮し得なかった才能を発揮するチャンスを与えられ、
同時に又、愚かにも神の法則を無視し、人の迷惑も考えずに横柄に生きた人間は、
その悪業の償いをするためのチャンスが与えられます。
神の公正は完全です。
騙すことも、ごまかすことも出来ません。
すべては神の眼下にあるのです。
神は全てをお見通しです。
そうと知れば、真面目に正直に生きている人間が何を恐れることがありましょう。
恐れることを必要とするのは 利己主義者 だけです 」
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『霊の書』下 アラン・カーデック編 桑原啓善訳
28章 来世の喜びと悲しみ 203ページ より抜粋
(太字・アンダーライン・色付けは私が入れています。霊言は「 」部分です。適宜、改行を加えています)
[1000]私共は現世において、自分の誤りを償うことが出来ますか。
「 出来る。その誤りを償うことによってである。
しかし、ほんの少しを失うだけで償えるとか、不用なものを、自分の死後に贈ることで、償えると思ってはならぬ。
神は、格好だけの償い、胸の中だけの償い、労を伴わない償いを評価なさらない。
自分のためにその懊悩 (おうのう : 深く悩み苦しむこと) がどんなに深かろうと、他者のために失う小指一本には及ばない、悪行を吹き消すには 」(七二六参照 ※)
「 悪は善によってのみ償われる。
償いの行為が、人間の名誉や利害に現実に影響を与えねば、価値はない 」
※[七二六]
19章 自己保存の法 52~53ページより抜粋
此の世の苦を、私共が耐えさえすれば、進歩できるものなら、自分で作った苦によっても私共は進歩しますか。
「 人を進歩させる苦とは、自然に自分に降りかかってきたものだけである。
それは神が本人に課せられたものであるから。
自分が作った苦は、それが他者の役に立たなければ、無意味である。
仏教の苦行僧、回教の托鉢僧、もろもろの狂信者の行う異様な苦行、そのために生命を縮める者達が、それで進歩を早めているとお考えか?
彼等は何故に他者のために役立つ仕事をしないのか?
着物のない者に着物を与えよ、悩んでいる者に慰めを与えよ、病む者のために働け、貧しい者不幸な者のために自ら窮乏に耐えよ。
これが価値ある生活であり、神はこれを喜び給う。
自己目的のために自ら苦しみを作る者は、単なる 利己主義 である。
人が他者のために苦しむ時、愛の法に従っている。
キリストが申された事はこの事である 」
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現世の<誤り>を償うには、<善行>が不可欠です。
その内容は、何でも良い。
他者の役に立つこと、自我を無にすること、利己主義とおさらばすること、
『霊界通信』は、そう明確に教えています
<私>も<あなた>も<全て>が、【大霊の一部】、【神の分霊】です
<不滅です>、<永遠の存在です>、<無限の可能性を宿しています>、<光そのもの、完全無欠です>
やがて必ず、【自我】を超越し、【霊我】、【神我】を現してゆくことが出来ると信じます
最後まで、お読み頂きありがとうございました。
守護神様、守護霊様、背後霊様、古の霊の皆様および亡き妻の霊、私の本体・真我を通して、いつもお導き頂きありがとうございます🌺