乳がん転移 癌性リンパ管症で亡くなりました

人生の転機にて、人生の目的を見つめてゆきます

地上で犯す『罪』は、必ず地上生活で『報い』を受けるのでしょうか❓

『報い』は、いつか必ず成就されます。その作用には、<情状酌量>といったお情けはなく、機械的に作動します❗

 

 

『罪』には、いろいろな種類、大小、強弱などがあります。" 思うこと " " 口にすること " " 行うこと " なんであれ、『摂理』『道義心』『良心』に反することは、『罪』になります。

 

この<物質世界>に生まれて出て、これまでまったく『罪』とは無縁だったという人は、皆無でしょう。

 

シルバー・バーチ霊は、「 最大の『罪』は、他人を身体的 のみならず、精神的にそして霊的に傷つけることです 」、「 要するに『罪』とは人のためになる行為の反対と思えばよろしい 」と、仰っています 真顔

 

この<地上世界>も<霊の世界>も、【絶対不変の法則ー因果律】が支配していますので、その働きは、寸分の狂い無く完全完璧に機能します。

 

ですから、『罪』であれ、『悪』であれ、『善』であれ、『愛』であれ、それらに見合った『報い』、『結果』は、必ず自分自身が受け取らねばなりません ほっこり

 

それではここで、霊の世界から、シルバー・バーチ霊の言葉をご参考に スター 

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『古代霊は語る』第一章 シルバー・バーチの使命 49~50ページ より抜粋

 (太字・アンダーライン・色付けは私が入れています。適宜、改行を加えています)

 

問「地上で犯す罪は必ず地上生活で報いを受けるのでしょうか」

シルバー・バーチ

「そういう場合もあるし、そうでない場合もあります。

 

いわゆる因果律というのは、必ずしも地上生活期間内に成就されるとは限りません。

 

しかし、いつかは成就されます。

必ず成就されます。

 

原因があれば結果があり、両者を切り離すことは出来ないのです。


しかし、いつ成就されるかという時間の問題になると、それはその原因の性質如何にかかわってきます。

 

すぐに結果の出るものもあれば地上生活中に出ないものもあります。

 

その作用には情状酌量といったお情けはなく、機械的に作動します。

罪を犯すと、その罪がその人の霊に記録され、それなりの結果を産み、それだけ苦しみます。

 

それが地上生活中に出るか否かは私にも分かりません。

 

それはいろんな事情が絡んだ複雑な機構の中で行われるのですが、

 

因果律の根本の目的が、永遠の生命である霊性の進化にあることだけは確かです

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 この<地上世界>で、不都合な『結果』があると、「 何故か⁉️ 」と、疑問を持ちます。そんな時、【因果律】の法則が、<情状酌量>の余地無く機械的に作動した『結果』だと思うべきですねキラキラ

 

場合によっては、前世以前に『原因』があるかもしれません 流れ星

 

ただ、『原因』は、気付きにくいものです。一つとは限りません。

 

「『原因』は、自分にあるはずがない!」と思ったり、「<自分以外>に『原因』があるはずだ!」と、考えたりする過ちに陥ることもあります。

 

そんな時は、『原因』となった意識の根底にあるもの、すなわち、<傲慢さ>や<虚栄心>など<肉体主体の意識>が潜んでいます。

 

この【絶対不変の法則ー因果律】のなかで、私たちは<自己選択・自己責任><自業自得>を繰り返していると思うと、不思議な気持ちになります  キラキラ

 

霊性進化】の道を歩めるように、【神】が示してくれる【法則】の働き。

一人として忘れ去られたり、捨て置かれたりすることがない、顕幽両界。

ただ、意識を拡げ、【神】を感じる時を持ちたいと思います 花

 

 

<私>も<あなた>も<全て>が、【大霊の一部】、【神の分霊】です ニコ

 

<不滅です>、<永遠の存在です>、<無限の可能性を宿しています>、<光そのもの、完全無欠です> スター

 

やがて必ず、【自我】を超越し、【霊我】、【神我】を現してゆくことが出来ると信じます 流れ星

 

最後まで、お読み頂きありがとうございました。

 

守護神様、守護霊様、背後霊様、古の霊の皆様および亡き妻の霊、私の本体・真我を通して、いつもお導き頂きありがとうございます🌺

 

因果律という無限のループから抜け出るには・・・>

<古代霊は語る シルバー・バーチ霊訓より (株)潮文社 1985年4月25日発行>

 

【神】のお姿を拝することは出来ないのですか⁉️

 霊の世界でも【神】のお姿を拝することは出来ません。

【神】は法則なのです。それさえ理解すれば、人生の最大の秘密を学んだことになります

 

 

【神】は、遠い昔より、崇拝信仰され、宗教や信仰という形で継承されて来ました、その捉え方もさまざまです。

 

一般的には、人智を越えた絶対的、超越的な存在、万物を創造された全知全能の存在として、表現されています。

 

なかには、人格的な存在として語られることもありますし、神秘的体験の中で感得出来るとされたりします。

 

では、<霊の世界>の人々にとって、【神】は、どのような存在なのでしょうか❓

 

二つの霊界通信、『ベールの彼方の生活』と『シルバー・バーチの霊訓』より、その一部を抜粋しますスター 

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霊界通信『ベールの彼方の生活』(一)「天界の低地」篇 一章 暗黒の世界 5 キリスト神の〝顕現〟 45~47ページ より抜粋

 (太字・アンダーライン・色付けは私が入れています。適宜、改行しています)

一九一三年九月二七日  土曜日


──もう少し鮮明に感応できないものですか。

これまで以上に鮮明にする必要はありません。私たちからのメッセージは一応意図したとおりに通じております。
 
つまりこちらでの私たちの生活ぶりや環境は一応理解していただけております。

 

ただ一つだけ付け加えておきたいことは、こちらへ来たばかりの私たちは、まだ霊としての本来の能力を発揮しておらず、

 

あなた方が実感を得ている環境が私たちにはモヤのように漠然としか映らず、その状態で最善を尽くさねばならないということです。   

──私がこうして書いている姿が見えますか。

見えますとも。

ただし肉眼とは別のもので見ております。

私たちの眼は地上の明かりには慣れておりません。

 

こちらの世界の明かりは種類が異なり、内部まで貫通する作用があります。

それであなたの心の中を見て取り、また心に直接話しかける ── あなたそのものに語りかけるのであって、もちろんあなたのその左右の耳ではありません。

 

同じように、私たちがあなたを見る時はあなたそのものを見ており、その肉体ではありません。

肉体は外套のようなものに過ぎません。

 

ですから、かりに私があなたに触れた場合、あなたはそれを肉体的に感じるのではなく霊的に感じるわけです。

 

私たちの感応の具合を理解するにはその点を念頭において、身体や脳といった器官の奥を見なければいけません。

どうやらあなたは、こちらでの私たちの働きぶりや暮らしの環境についてもっと知りたがっておいでのようですね。

 

こちらへ来てからの進歩にとって是非理解しておく必要のある基本的な真理の一つは、

 

神というものは、地上と同じくこちらでも直接そのお姿を拝することは出来ないということです。


これは必ずしもこちらへやって来る人間の全てが得心してくれるとは限らないのです。

 

みんなこちらへ来たら、すぐに神々しいお姿を拝せるものと期待します。

 

そこで、その信仰が間違っており神とはそういうものではないと言い聞かされて非常にがっかりします。

神の生命力と崇高さは別にこちらへ来なくても地上において、大自然の内奥を洞察する力を持つ者には明瞭に感得できるものです。こちらでも同じことです。



ただ異なるのは、生命力により実感があり、その本性を知った者にはその活用が容易にできること

 

──あたりに脈動しており、より鋭敏な感覚を身につけた私たちには、それを地上にいた時よりも強く感得できるということです。

以上は一般的な話として述べたのですが、これにもう一つ付け加えておく必要があるのは、時おり〝 神の存在 〟を実感させる現象が、特別の目的のために顕現されることがあることです。ではその一つをお話してみましょう。

 

  ・・・・<後略>・・・・

 (このあと、死を自覚した大勢の霊と彼らを導いた霊団の大集団の前に、<地球神界の最高神>が具象化顕現し、その存在を印象付けるシーンが詳しく述べられています)

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シルバー・バーチの霊訓(十二) 八章 神 114ページ より抜粋

 (太字・アンダーライン・色付けは私が入れています。適宜、改行しています)

 

(16)神は人間的存在ではありません。法則です。

 

それが全生命を支配しているのです。

法則なくして生命は存在しません。

法則がすなわち霊であり、霊がすなわち法則なのです。

 

それは変えようにも変えられません。そこのところが理解できない人にとってはいろいろと疑問が生じるでしょうけど、成長とともに理解力も芽生えてまいります。

神が善なるものを与え悪魔が邪なるものを与えるという論法ではラチがあきません。ではその悪魔はだれがこしらえたのかという、古くからのジレンマにまたぞろ陥ってしまいます。


(17)人間的存在としての神は人間がこしらえたもの以外には存在しません。

 

人間的存在としての悪魔も人間がこしらえたもの以外には存在しません。

 

黄金色に輝く天国も、火焔もうもうたる地獄も存在しません。

 

そうしたものは全て、視野を限られた 人間の想像的産物 にすぎません。

神は法則なのです。

 

それさえ理解すれば、人生の最大の秘密を学んだことになります。

 

なぜなら、世の中が不変にして不可変、全智全能の法則によっておさめられていることを知れば、

 

絶対的公正が間違いなく存在し、

 

宇宙の創造活動の大機構の中にあって一人として忘れ去られることがない ことを知ることになるからです。

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 霊の世界に行っても、人の姿形として【神】のお姿に接することは無理なのです。

特にシルバー・バーチ霊は、【神】は、<人間的存在>ではなく、【法則】である。【霊】である。と明確に断言しています 花

 

<地上世界の私たち>より鋭敏で精妙な波長の<霊界の人たち>でさえ、【神】のお姿に接し得ないのですから、視野や思考が、五感で制限されている<肉体人間>の私たちにとっては、想像をはるかに越えています。

 

しかし【神】は、宇宙の隅々に行き亘っていて、私もあなたも、無機物も有機物も、あらゆるもの、あらゆるところ、全てに満ち満ちているキラキラ 【霊】として、同質、同材、同【生命】キラキラ 一体不可分キラキラ

 

だから、【神の法則】は、<完全完璧>、<公平公正>に機能出来るのですね キラキラ 

 

本当に驚きしかありません。

驚愕の仕組み、機構、世界・・・と言わざるを得ません ガーン

いえ、地上の言葉では表現出来ません スター​​​​​​​

 

ただ、どのような中であろうと、私たちは、<永遠の生命>、<永遠の霊>であり、絶対不変の法則 ー【因果律】の下で、【霊性進化】を目指していることは、確かです。

 

ですから、厳しいですが、<現実>を受け入れ、この<人生最大の秘密>への理解が、少しでも深まるようにと、思います うさぎのぬいぐるみ

 

 

<私>も<あなた>も<全て>が、【大霊の一部】、【神の分霊】ですニコ

 

<不滅です>、<永遠の存在です>、<無限の可能性を宿しています>、<光そのもの、完全無欠です>スター

 

 

やがて必ず、【自我】を超越し、【霊我】、【神我】を現してゆくことが出来ると信じます流れ星

 

 

最後まで、お読み頂きありがとうございました。

 

守護神様、守護霊様、背後霊様、古の霊の皆様および亡き妻の霊、私の本体・真我を通して、いつもお導き頂きありがとうございます🌺

 

<神は人間的存在では無いのか・・・!>

<ベールの彼方の生活①「天界の低地」篇 (株)潮文社 1985年7月20日発行>

 

<シルバー・バーチの霊訓(十二) (株)潮文社 1988年11月30日発行>

 

いたいけない子供が不治の病で苦しむのはどうしてでしょう。神は本当に公正なのでしょうか❓

 【神の公正】を 地上生活という小さな小さな体験でもって 理解することは、絶対にできません❗

 

 

<原因>があるから、<結果>がある。

すごくシンプルで分かりやすい【法則】、これが寸分の狂いもなく、全生涯を通じて働いています。

 

この<物質世界>にいる限り、『なぜ、こんな艱難辛苦が起こるの・・?』『この病気の原因は、何なの・・?』、そんな疑問を持つことが誰しもあります おねだり

 

しかし、この疑問は、<霊的視点>、<霊的尺度>から捉えないと、解決の糸口はなかなか掴めません。

 

すべて、<原因>は、自分自身にあると分かり始めたら、その悩み苦悩の縛りから、少しずつ解き放たれて来ます 立ち上がる

 

それではここで、霊の世界から、シルバー・バーチ霊の言葉をご参考に スター 

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『古代霊は語る』第四章 苦しみと悲しみと ─ 魂の試練 120~121ページ より抜粋

 (太字・アンダーライン・色付けは私が入れています。適宜、改行を加えています)

 

問「いたいけない子供が不治の病で苦しむのはどうしてでしょう。神は本当に公正なのでしょうか

シルバー・バーチ

霊的な問題を物的尺度で解こうとしても所詮ムリです

 

ホンの束の間の人生体験で永遠を推し量ることは出来ません。

 

測り知れない法則によって支配されている神の公正を地上生活という小さな小さな体験でもって理解することは絶対にできません。

小さなものが大きいものを理解できるでしょうか。

一滴の水が大海を語ることが出来るでしょうか。

部分が全体を説明できるでしょうか。

宇宙はただただ〝 驚ろくべき 〟としか形容のしようのない法則によって支配されており、私はその法則に満腔の信頼をおいております。

 

なぜなら、その法則は神の完全なる叡智の表現だからです。

 

従ってその法則には一つとして間違いというものがありません。

あなたがた人間から見れば不公平に見えることがあるかも知れませんが、それはあなた方が全体のホンの一部しか見ていないからです。

 

もし全体を見ることが出来たら、成るほどと思ってすぐさま考えを変えるはずです。

地上生活という束の間の人生を送っているかぎり〝 永遠 〟を理解することは出来ません。

 

あなたがた人間にはいわゆる 因果応報 の働きは分かりません。

 
霊界の素晴らしさ、美しさ、不思議さは、到底人間には理解できません。

 

というのは、それを譬えるものが地上に存在しないからです。

 

判断の基準には限界があり、視野の狭い人間に一体どうすれば霊界の真相が説明できるのでしょう。

ご質問の子供の病の話ですが、子供の身体はことごとく両親からの授りものですから、両親の身体の特質が良いも悪いもみな子供の身体に受けつがれていきます。

 

そうなると不治の病に苦しめられる子も当然出てまいりましょう。

 

しかし子供にも神の分霊が宿っております。あらゆる物的不自由を克服できる神性を宿しているのです。

物質は霊より劣ります。霊のしもべです。霊の方が主人なのです。
霊的成長はゆっくりとしていますが、しかし着実です。

 

霊的感性と理解力は魂がそれを受け入れる準備ができた時はじめて身につきます。

従って私どもの説く真理も、人によっては馬の耳に念仏で終ってしまうことがあります。が、そういうものなのです。

 

霊的真理に心を打たれる人は、すでに魂がそれを受け入れるまでに成熟していたということです。

 

まるで神の立場から物を言うような態度で物事を批判することは慎しむことです 

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 不治の病に苦しむとき、その原因が、家系にまつわる遺伝であれ体質であれ、霊障であれ、カルマであれ、何に因るにせよ、物的尺度で見つめている限り、解決出来ずに堂々巡りになります 花

 

<霊的真理>の学びと、人のお役に立つべく<利他愛>の行いを続けてゆくうちに、ある時、<真の原因>を知ることが出来ます キラキラ <霊的神性>が輝きはじめます スター

 

その時には、<霊的成長>が始まっています 歩く

 

そして、シルバー・バーチ霊が最後に締めくくりで述べている一節、一言で言えば、<自分が【傲慢】だった>ことに気付ければ、幸いです 驚き

 

 

<私>も<あなた>も<全て>が、【大霊の一部】、【神の分霊】です ニコ

 

<不滅です>、<永遠の存在です>、<無限の可能性を宿しています>、<光そのもの、完全無欠です> スター

 

やがて必ず、【自我】を超越し、【霊我】、【神我】を現してゆくことが出来ると信じます 流れ星

 

 

最後まで、お読み頂きありがとうございました。

 

守護神様、守護霊様、背後霊様、古の霊の皆様および亡き妻の霊、私の本体・真我を通して、いつもお導き頂きありがとうございます🌺

 

<純真無垢な赤ちゃんの心に返りましょう!>

<古代霊は語る シルバー・バーチ霊訓より (株)潮文社 1985年4月25日発行>



なぜ神は、地震や火山噴火などを未然に防いでくれないのでしょうか❗

地球は、まだまだ完成の域にはほど遠い❗

 

 この地上世界で培ってきた知識や経験から、物事を理解し判断することが多いと思います。目の前の現象と結果から、その原因や解決の糸口を掴もうとすることもあります。

 

しかし、原因の分からない『病気』や、人智を越えた『災害』などには、大きな限界を感じてしまうのも事実です 驚き

 

物事を<霊的な視点>から見ることが出来れば、これまでの<物質的な視点>からは、分からなかった真実が見えてきます。

 

<完全完璧>、一分の狂いもなく、<公正公平>に働く、【因果律の法則】。宇宙普遍の法則。

 

この真実を感じるときは、幸いです。

【神・大霊】の<愛>の働きに触れる瞬間です ほんわか

 

その時、目の前の物事は、この満ち充る<愛>のなかに収まり、<恐怖>や<不平不満>や<悩み苦しむ>ことの過ちに気付くことが出来るでしょう うさぎのぬいぐるみ

 

そして、すべて<愛>だったと得心出来るまで、修行的な物事出来事は続くのです。

 

 それでは、霊の世界、シルバー・バーチ霊が述べている言葉をご参考にスター 

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『古代霊は語る』第二章 絶対不変の法則  ──因果律── 66~67ページ より抜粋

 (太字・アンダーライン・色付けは私が入れています。適宜改行を加えています)

 

問「死後も向上進化があるとすれば、反対に邪悪な心を起こして堕落する可能性もありうるわけですか」

シルバー・バーチ「ありますとも! 霊界へ来て何十年たっても何百年たっても 地上時代の物的欲望 が抜け切らない者が大勢います。神の摂理 を理解しようとしないのです


問「なぜ神は地震や火山噴火などを未然に防いでくれないのでしょうか」

シルバー・バーチ「あなた方が〝 なぜ神は 〟と不服を言う時、それは 自然法則の働き に対して文句を言っていることを忘れないで下さい。

私は 霊的な自然法則 をありのままにお教えし、それに私自身の体験をまじえてお話しているのです。

 

地震というのは地球の進化の過程における 一種の浄化現象 です。

 

地球はまだまだ完成の域にはほど遠いのです


問「その浄化活動のために何十人もの人間が犠牲になるのは不公平だと思うのですが・・・」

シルバー・バーチ「死ぬということは決して不幸でも災難でもありません。私から観れば魂が肉体の牢獄から解放される祝福すべき出来ごとです


問「そうした災害で死亡する人は、その時期に死ぬべき人だったということでしょうか」

シルバー・バーチ「その通りです。前世の因縁によってそこに居合わせたということです


問「地上の人間より進化した人類の住む天体がほかにありますか」

シルバー・バーチ「ありますとも! あなた方よりはるかに進化した人類の住む天体は幾らでもあります。地球という惑星は広大な宇宙の中の無数の惑星の一つにすぎません。しかも地球より程度の低い惑星はたった一つしかありません

 

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霊の世界の人々から見た時、地上世界側では、大変不幸な出来事と思うことも、<因縁・カルマ>の解消に過ぎないと言う。この真実は、理解しがたいと思います 花

 

しかし、【神・大霊】の視点から見た時、<偶然>も、<突然>も、<未知>も、有り得ないのです。自ら<原因>を作り、自ら<引き寄せる>。その【絶対不変の法則】、【因果律】。この途方もない【叡智】に万感の思いを込めて<感謝>しかありません キラキラ

 

<私>も<あなた>も<全て>が、【大霊の一部】、【神の分霊】ですニコ

 

<不滅です>、<永遠の存在です>、<無限の可能性を宿しています>、<光そのもの、完全無欠です>スター

 

やがて必ず、【自我】を超越し、【霊我】、【神我】を現してゆくことが出来ると信じます流れ星

 

 

最後まで、お読み頂きありがとうございました。

 

守護神様、守護霊様、背後霊様、古の霊の皆様および亡き妻の霊、私の本体・真我を通して、いつもお導き頂きありがとうございます🌺

 

<火山活動は、地球の浄化現象の一つ・・・>

 

<古代霊は語る シルバー・バーチ霊訓より (株)潮文社 1985年4月25日発行>

 

私は『暗い霧』の中にいるのですね・・❗

 『暗い霧』の中で、扉を開くのは、自分なんです❗

 

<霊の世界>の人々から見ると、この<地上世界>は、薄暗くて霧に包まれ、先が見えず、鬱陶しい世界、大半の人々には " モヤ " がかかっている。明るく光輝に満ちた人は、非常に稀だと言われています。 

 

私たち<地上世界>側から見ると、『とんでもない、そんなことは、全然ない!』、『こんなに美しく明るくしっかりとした世界は無い!』と言いたくなります。特に、<自然界の生み出す美しさ>は、素晴らしいと誰もが思っています ニコニコ

 

しかし、こちらの<地上世界>から<霊の世界>を感じ取りたいときは、五感を閉じ、<霊の世界>の精妙な【波長】に意識を高めてゆく必要があります。その為の方法は各自各様で、それぞれが良いと思った方法を続けています ハイハイ

 

ただ、ここで一つ重要な事は、『ノックをして扉を開けるのは自分』だと言うことなんです。『内側、中から開ける』ということなんです。「誰かが外から開けて救い出してくれる」ことは無く、また開けるのに「魔法のような手段や方法」は無い、ということなんです大泣き 赤子のごとく純真で、繰り返す力と意志が必要です歩く

 

それでは、シルバー・バーチ霊と知花敏彦師の言葉を抜粋しますスター 

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シルバー・バーチの霊訓(十二) 巻頭言 1ページ より抜粋

 (太字・アンダーライン・色付け・< > は私が入れています。適宜改行を加えています)


本書は<霊の世界>の祝福を受けて<物質の世界>へ届けられるものです。

 

願わくば今これを手にされたあなたが、本書を読まれることによって心の目を開き魂に感動を覚えられんことを祈ります。

 

生命の物的諸相の背後にあるより高い、より深い、より尊い、そしてより雄大な側面に気づくまでは、その人は 暗い霧 の中で生きていることになるのです。
                                                    
                              シルバーバーチ

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シルバー・バーチの霊訓(十二) 八章 神 108ページ より抜粋

 (太字・アンダーライン・色付けは私が入れています。適宜改行を加えています)

 

(1)神とは宇宙の自然法則です。

物的世界と霊的世界との区別なく、全生命の背後に存在する創造的エネルギーです。

 

完全なる愛であり完全なる叡智です。

 

神は宇宙のすみずみまで行きわたっております。

 

人間に知られている小さな物的宇宙だけではありません。まだ知られていない、より大きな宇宙にも瀰漫 (びまん) しております。

 

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知花敏彦 全てはひとつ・学びの会 B - 342 神は全存在の本源 1988.10.22
2023-12-29 00:35:46

(太字・アンダーライン・色付けは私が入れています)

 

神なくして何も存在しない。一切のものは神によって存在を保っている。


神生きてるがゆえに私は生きている。


神は一切の造り主、一切の管理者、一切の生命、一切の智恵・力です。

私がここに存在するのは神あるがゆえなんです。我々の父、一切の親です。

 

・・・<中略>・・・

13:10
一番大事なことは個人的な生命があるのじゃなくて、全一体としての全一の生命があるだけであると。

あなた方を通して働いているのは大生命であります。そのことを受け入れて初めて 宇宙生命が皆さんを通して流れるようになります

全体からの分離感を起こすなら、小さな生命として無知として全体を閉ざしてることになります。そうなると知恵も力も愛もありません。

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 <霊の世界>から見た時、『暗い霧』の中にいる私。しかし、その事実に気付かず、右往左往している肉体人間の自我、私。誰かに救いや導きを得ようと、もがき苦しむ自我、私 ぐすん

 

そろそろ、外側があると思って外側に頼ろうとしていた意識の誤りに気付き、最初から、絶対不変・無限なる生命、【神・大霊】のみが、存在していることを感じ始めたいと思います。<地上世界の人>も、<霊の世界の人>も キラキラ花

 

<私>も<あなた>も<全て>が、【大霊の一部】、【神の分霊】ですニコ

 

<不滅です>、<永遠の存在です>、<無限の可能性を宿しています>、<光そのもの、完全無欠です>スターキラキラ

 

やがて必ず、【自我】を超越し、【霊我】、【神我】を現してゆくことが出来ると信じます流れ星

 

 

最後まで、お読み頂きありがとうございました。

 

守護神様、守護霊様、背後霊様、古の霊の皆様および亡き妻の霊、私の本体・真我を通して、いつもお導き頂きありがとうございます🌺

 

<薄暗い霧の中で、光を放つのは・・・誰?>

 

<シルバー・バーチの霊訓(十二) (株)潮文社 1988年11月30日発行>

ameblo.jp

 

 

【終わり】の無い計画があるのですか・・⁉️

「なぜ、永遠に続く進化を神はご計画されたのか❓」・・・シルバー・バーチにとっての【難問】

 

 人それぞれ、なかなか解決出来ない問題があると思います。この生きている間にその問題は、解決出来るのだろうか? と思うこともあります。皆さん、どうですか? 何か【難問】がありますか・・⁉️

 

いつも<霊的真理>により導いて下さる、先覚者で偉大な存在、シルバー・バーチ霊にも、【難問】があるといいます。

 

彼にとっての【難問】とは、何でしょう❓

 

では、シルバー・バーチ霊ご自身が語る【難問】について聞いてみましょう スター 

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シルバー・バーチの霊訓(六) 七章 難しい質問に答える 127~130ページ より抜粋

 (太字・アンダーライン・色付けは私が入れています。シルバー・バーチ霊の言葉は「 」部分です。適宜、読みやすいように改行しています)

 

───あなたご自身にとって何か重大でしかも解答が得られずにいる難問をお持ちですか。

「 解答が得られずいる問題で重大なものといえるものはありません。

 

ただ、私はよく進化は永遠に続く───どこまで行ってもこれでお終(しま)いということはありません、と申し上げておりますが、なぜそういう終(おわ

)りのない計画を神がお立てになったのかが分かりません。

 

いろいろ私なりに考え、また助言も得ておりますが、正直言って、これまでに得たかぎりの解答には得心がいかずにおります 」


───神それ自体が完全でないということではないでしょうか。あなたはいつも神は完全ですとおっしゃってますが───
                       
 「 ずいぶん深い問題に入ってきましたね。かつて入ってみたことのない深みに入りつつあります。


 私には地上の言語を使用せざるを得ない宿命があります。そこでどうしても神のことを私が抱いている概念とは懸け離れた男性神であるかのような言い方をしてしまいます。

〝 大霊 〟the Great Spirit を使用しても〝 神 〟God を使用しても二度目からは男性代名詞の He, His, Himを使用していることを言っている───訳者)

私の抱いている神の概念は完璧な自然法則の背後に控える無限なる叡智です。
その叡智が無限の現象として顕現しているのが宇宙です。

 

 が、私はまだその宇宙の最高の顕現を見たと宣言する勇気はありません。これまでに到達したかぎりの位置から見ると、まだまだその先に別の頂上が見えているからです。


 私が私なりに見てきた宇宙に厳然とした目的があるということを輪郭だけは理解しております。私はまだその細部の全てに通暁しているなどとはとても断言できません。

だからこそ私は、私と同じように皆さんも、知識の及ばないところは信仰心でもって補いなさいと申し上げているのです。

 

〝 神 〟と同じく〝 完全 〟というものの概念は、皆さんが不完全であるかぎり完全に理解することはできません。

              
現在の段階まで来てみてもなお私は、もしかりに完全を成就したらそれはそれにて休止することを意味し、それは進化の概念と矛盾するわけですから、完全というものは本質的に成就できないものであるのに、なぜ人類がその成就に向かって進化しなければならないのかが理解できないのです 」
 
───こうして私たちが問題をたずさえてあなたのもと(交霊会)へ来るように、あなたの世界でも相談に行かれる場所があるのでしょうか。
     
 「 上層界へ行けば私より遥かに叡知を身につけられた方がいらっしゃいます 」

───こうした交霊会と同じようなものを催されるのですか。

 「 私たちにも助言者や指導者がいます 」

───やはり入神して行うのですか。
         
 「 プロセスは地上の入神とまったく同じではありませんが、やはりバイブレーションの低下、すなわち高い波長を私たちに適切な波長に転換したり光輝を和らげたりしてラクにしてくださいます。

一種の霊媒現象です。こうしたことが宇宙のあらゆる界層において段階的に行われていることを念頭においてくだされば、上には上があってヤコブのはしご(※)には無限の段が付いていることがお分かりでしょう。

 

その一ばん上の段と一ばん下の段は誰にも見えません 」

(※ ヤコブが夢で見たという天まで届くはしご。創世記28・12──訳者)

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 シルバー・バーチ霊が疑問に思われている【難問】、確かになぜだろうか、と私も思います。不完全な私が【完全】を理解できないという理由も良く分かります。

 

ただ、本質的に、私達は、【神・大霊】に直結していますので、いずれは、<一体化>する、<神我>を顕現する、<個的存在>を消してゆく、今、その過程にあることは確かだと思います。

 

その意味で『進化が永遠に続く計画を何故、神がお立てになったか?』の疑問は、終着点である【神・大霊】へ近づくに従って、どんどん薄まってゆくのでしょうキラキラ花

 

ただ、この地上世界に生きている私にとっては、この<永遠進化計画>の【難問】以前に、<生老病死>にかかわる【難問】や、<なぜ私は『私』として存在するか>という【難問】が、まだ残っていることに愕然とする思いです。一つづつ解決してゆかねば、と思っています 驚き

 

<私>も<あなた>も<全て>が、【大霊の一部】、【神の分霊】ですニコ

 

<不滅です>、<永遠の存在です>、<無限の可能性を宿しています>、<光そのもの、完全無欠です>スター

 

やがて必ず、【自我】を超越し、【霊我】、【神我】を現してゆくことが出来ると信じます流れ星

 

 

最後まで、お読み頂きありがとうございました。

 

守護神様、守護霊様、背後霊様、古の霊の皆様および亡き妻の霊、私の本体・真我を通して、いつもお導き頂きありがとうございます🌺

 

<夜明けを進む一艘の船 美しい光輝、静かな波間、全てが一体ですね!>

 

【死後の様子と人】ー④『強情』で『虚栄心』が強いと・・‼

【霊の世界】で、『強情』かつ『虚栄心』が強いとどうなるでしょうか・・‼

 

 自分の考えをなかなか変えない「頑なな心」『強情』さや、自分を「実際以上に良く見せたがる」見栄を張る『虚栄心』、誰しも少なからずあると思います。

 

ただ、これらが少々強くても、この肉体世界では、ある程度隠したり、表面的に繕ったりして、生活することが出来るので、それほど気にしていない方もいらっしゃることでしょう。

 

しかし、<霊の世界>では、心の中、内面がすべてさらけ出されますので、隠しようがありません。否が応でも自分の【心の状態】に応じた環境が展開してゆきます。

 

この『強情』さや『虚栄心』は、この<地上世界>に生まれ出でた<赤子>の時には、まったく使っていませんので、その後の成長過程で、持って生まれた個性にあわせて身に付け積み上げてきたものと言えます。場合によっては、魂にまで刻み込んでいるかもしれません ガーン

 

これを崩すことは大変です。

なかなか、壊せません。

並大抵の努力では、にっちもさっちも、いきません。

 

なぜでしょう?

 

それは、自分が<肉体的存在>だという意識が強烈に根付いているから、肉体が我なりという<自我>意識が強すぎるから、だと私は思います ショック

 

その<自我>は、本来無くなる<肉体><影>を、【ある】、【絶対ある】、と思い続けているんです。これこそ【実在】だと信じて疑わないんです。

 

だから、肉体の<自我>は、誰よりも素晴らしくて、偉くて、守るべきものになっています にやり

 

本当は、最初から<肉体>は【無かった】、<神・大霊>のみ【実在だった】と、どれだけ気付けるか❗、どうやって気付くか❗ が、最終的には問われてくると思います  花

 

それでは、G・V・オーエンの『霊界通信』より、少し長いですが、『強情』で『虚栄心』の強い人がそのことに気付いてゆくお話しを抜粋します スター 

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霊界通信『ベールの彼方の生活』(一)「天界の低地」篇 五章 天使の支配 4 強情と虚栄心 197~204ページ より抜粋

 (太字・アンダーライン・色付けは私が入れています。適宜改行を加えています)

 

一九一三年十月三十日 木曜日

-------------------------------<前略>------------------------------

 

 この話はこれ位にして、もう一つ別のケースを紹介してみましょう。先ごろ私たちのコロニーへ一人の男性がやってきました。この方も最近地上を去ったばかりです。

自分の気に入った土地を求めてさ迷い歩き、私たちの所がどうやら気に入ったらしいのです。ずっと一人ぼっちだったのではありません。少し離れた所から何時も指導霊が見守っていて、何時でも指導する用意をしていたのです。

この男性も私たちが時折見かける複雑な性格の持ち主で、非常に多くの善性と明るい面を持ち合わせていながら、自分でもどうにもならない歪んだ性格のために、それが発達を阻害されているのでした。

 その男性がある時私たちのホームのある丘からかなり離れた土地で別のホームの方に呼び止められました。その顔に複雑な表情を見て取ったからです。

実は出会った時点ですぐに、少し離れた位置にいた指導霊から、合図によってその男性の問題点についての情報が伝わり、その方は即座にそれを心得て優しく話しかけました。

 「この土地にはあまり馴染みがない方のようにお見受けしますが、何かお困りですか。」

 「お言葉は有難いのですが、別に困ってはおりません。」

 「あなたが抱えておられる悩みはこの土地で解決できるかも知れませんよ。全部というわけにはいかないでしょうけど。」

 「私がどんな悩みを抱えているかご存知ないでしょう。」

 「いや、少しは判りますよ。こちらで一人も知り合いに会わないことで変に思っておられるのでしょう。そしてなぜだろうと。」

 「確かにその通りです。」


 「でも、ちゃんとお会いになってるのですよ。」

 「会ったことは一度もありません。一体どこにいるのだろうと思っているのです。実に不思議なのです。あの世へ行けば真っ先に知人が迎えてくれるものと思っておりました。どうも納得がいきません。」

 「でも、お会いになってますよ。」


 「知った人間には一人も会っておりませんけど。」

 「確かにあなたはお会いになっていませんが、相手はちゃんとあなたにお会いしています。あなたが気づかないだけ、いや、気づこうとなさらないだけです。

 「何のことだか、よく判りませんね。」

 「こういうことです。実はあなたが地上からこちらへ来てすぐから、あなたの知人が面倒を見ているのです。

 

ところがあなたの心は一面なかなか良いところもあり開かれた面もあるのですが、他方、非常に頑なでむやみに強情なところがあります。

 

あなたの目に知人の姿が映らないのはそこに原因があるのです。

 男はしばらくその方を疑い深い目でじっと見つめておりました。そしてついに、どもりながらもこう言いました。

 「じゃ、私のどこがいけないのでしょう。会う人はみな優しく幸せそうに見えるのに、私はどの人とも深いお付き会いが出来ないし落着ける場所もありません。私のどこがいけないのでしょう。」

 「まず第一に反省しなくてはいけないのは、あなたの考えることが必ずしも正しくないということです。なみに一つ二つあなたの誤った考えを指摘してみましょう。

一つは、あなたはこの世界を善人だけの世界か、さもなくば悪人だけの世界と考えたがりますが、それは間違いです。地上と似たり寄ったりで、善性もあれば邪悪性も秘めているものです。

それからもう一つ。数年前に他界された奥さんは、あなたがこれから事情を正しく理解した暁に落着かれる界よりも、もっと高い界におられます。地上時代は知的にはあなたに敵いませんでしたし、今でも敵わないでしょう。

ところが総合的に評価すると霊格はあなたの方が低いのです。これがあなたが認めなくてはならない第二の点です。心底から認めなくてはダメです。

 

あなたのお顔を拝見していると、まだ認めてないようですね。でも、まずそれを認めないと向上は望めません。

認められるようになったら、その時はたぶん奥さんと連絡が取れるようになるでしょう。今のところまだそれは不可能です。」

 男の目が涙で曇ってきました。でも笑顔を作りながら、どこかさびしげに言いました。

 「どうやらあなたは予言者でいらっしゃるようですね。」

 「まさしくその通り。そこで、あなたが認めなければならない三つ目のことを申し上げましょう。それはこういうことです。あなたのすぐ近くにあなたをずっと見守り救いの手を差し伸べようと待機している方がいるということです。

その方は私と同じく予言者です。先覚者と言った方が良いかも知れません。さっき申し上げたことは全部その方が私に伝達してくれて、それを私が述べたに過ぎません。」

 それを聞いて男の顔に深刻な表情が見えてきました。何かを得ようとしきりに思い詰めておりましたが、やがてこう聞きました。

 「結局 私は虚栄心が強いということでしょうか。」

 「その通り。それもいささか厄介なタチの虚栄心です。あなたには優しい面もあり謙虚でもあり、愛念が無いわけではありません。この愛こそ何にも勝る力です。

ところがその心とは裏腹にあなたの精神構造の中に一種の強情さがあり、それは是非とも柔げなくてはなりません。言ってみれば精神的轍(わだち)の中にはまり込んだようなもので、一刻も早くそこから脱け出て、もっと拘泥(こだわり)を捨て、自由に見渡さなくてはいけません。

そうしないといつまでも〝 見えているのに見えない 〟という矛盾と逆説の状態が続きます。つまり、あるものは良く見えるのにあるものはさっぱり見えないという状態です。

証拠を突きつけられて自説を改めるということは決して人間的弱さの証明でもなく堕落でもなく、それこそ正直さの証明であることを知らなくてはいけません。

もう一つ付け加えておきましょう。今言ったように、その強情さはあなたの精神構造に巣食っているのであって、もしそれが霊的本質つまり魂そのものがそうであったなら、こんなに明るい境涯には居られず、あの丘の向こう側──ずっとずっと向こうにある薄暗い世界に落着くところでした。

 

以上、私なりにあなたの問題点を指摘してさし上げました。後は別の人にお任せしましょう。」

 「どなたです?」

 「さっきお話した方ですよ。あなたの面倒を見ておられる方。」
 

 「どこにおられるのですか。」

 「ちょっとお待ちなさい。すぐに来られますから。」
 
 そこで合図が送られ、次の瞬間にはもうすぐ側に立っていたのですが、その男には目えません。

 「さあ、お出でになりましたよ。何でもお尋ねしなさい。」

 男は疑念と不安の表情で言いました──「どうか教えて下さい。ここにおられるのであれば、なぜ私に見えないのでしょうか。

 「さっきも言った通りあなたの精神構造に見えなくさせるものが潜んでいるからです。あなたがある面において盲目であるという私の言葉を信じますか。」

 「私は物がよく見えています。非常にはっきり見えますし、田園風景も極めて自然で美しいです。その点では私は盲目ではありません。ですが、同じく実質的なもので私に見えないものが他にもあるかも知れないと考えはじめております。多分それもそのうち見えるようになるでしょう。でも…」

 「お待ちなさい、その〝 でも 〟はやめなさい。さあ、ここをよく見なさい。あなたの指導霊の手を私が握って見せますよ。」
 
 そう言って指導霊の右手を取り、「さ、よく見なさい。何か見えますか」と聞きましたが、男にはまだ見えません。ただ何やら透明なものが見えるような気がするだけで、実体があるのか無いのかよく分かりませんでした。

 「じゃ、ご自分の手で握って見なさい。さ、私の手から取ってごらんなさい。」

 そう言われて男は手を差し出し、指導霊の手を取りました。そしてその瞬間、どっと泣き崩れました。

 男にそうした行為が出来たということ、そして指導霊の手を見、さらにそれに触れてみることが出来たということは、男がその段階まで進化した人間であった事を意味します。

 

手を出しなさいと言われた時はすでに、それまでのやりとりの間に男がそれが出来るまで向上していたということで、さっそくその報いが得られたわけです。

指導霊は暫くの間男の手をしっかりと握りしめておりましたが、そのうち男の目に指導霊の姿がだんだん見え始め、且つ、手の感触も強くなって行きました。

それまで相手をされた方はそれを見てその場を去りました。男は間もなく指導霊が見えるだけでなく語り合うことも出来るようになったことでしょう。そして今はきっと着々と霊力を身につけて行きつつあることでしょう。


 ルビーがあなた方両親にこんなメッセージを伝えて欲しいとのことです───「 お父さん、お母さん、地上の親しい人が 良い行いや親切なことをしたり、良いことを考えたりお話したりすることが 全部映像になってこちらへ伝わって来るのは 本当です。

私達はそれを使って部屋を美しく飾ったりします。リーンちゃんがあのお花で部屋を飾るのといっしょよ 」と。

では神の祝福を。お寝すみなさい。

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本来、<見えるべきものを見えなく>しているのは、自分の心に原因があったということを教えてくれています。一見、優しく謙虚そうに見えても、精神構造に潜む『虚栄心』と『強情』さが、真実を遠ざけていたのですキラキラ 

 

私達の生活している、この地上世界では、そこまで<見えるべきものが見えなく>なることはありませんので、なかなか、自分の間違いに気付いて、これを認め、変えてゆくまでに至らないのが現実です スター

 

しかし、この『強情』さや、『虚栄心』を含む<不調和な心>は、正直に認めてゆきたいと思います。<赤子>の、<素直さ>、<謙虚さ>、<純粋な心>で、変わってゆきたいと思います 歩く花

 

<私>も<あなた>も<全て>が、【大霊の一部】、【神の分霊】ですニコ

<不滅です>、<永遠の存在です>、<無限の可能性を宿しています>、<光そのもの、完全無欠です>スター

 

やがて必ず、【自我】を超越し、【霊我】、【神我】を現してゆくことが出来ると信じます流れ星

 

最後まで、お読み頂きありがとうございました。

 

守護神様、守護霊様、背後霊様、古の霊の皆様および亡き妻、私の本体・真我を通して、いつもお導き頂きありがとうございます🌺

 

<日の出は、いつ見ても美しく清らかで神々しいです>

 

<ベールの彼方の生活(一)「天界の低地」篇 (株)潮文社 1985年7月20日発行より>