【神の公正】を 地上生活という小さな小さな体験でもって 理解することは、絶対にできません❗
<原因>があるから、<結果>がある。
すごくシンプルで分かりやすい【法則】、これが寸分の狂いもなく、全生涯を通じて働いています。
この<物質世界>にいる限り、『なぜ、こんな艱難辛苦が起こるの・・?』『この病気の原因は、何なの・・?』、そんな疑問を持つことが誰しもあります
しかし、この疑問は、<霊的視点>、<霊的尺度>から捉えないと、解決の糸口はなかなか掴めません。
すべて、<原因>は、自分自身にあると分かり始めたら、その悩み苦悩の縛りから、少しずつ解き放たれて来ます
それではここで、霊の世界から、シルバー・バーチ霊の言葉をご参考に
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『古代霊は語る』第四章 苦しみと悲しみと ─ 魂の試練 120~121ページ より抜粋
(太字・アンダーライン・色付けは私が入れています。適宜、改行を加えています)
問「いたいけない子供が不治の病で苦しむのはどうしてでしょう。神は本当に公正なのでしょうか」
シルバー・バーチ
「霊的な問題を物的尺度で解こうとしても所詮ムリです。
ホンの束の間の人生体験で永遠を推し量ることは出来ません。
測り知れない法則によって支配されている神の公正を地上生活という小さな小さな体験でもって理解することは絶対にできません。
小さなものが大きいものを理解できるでしょうか。
一滴の水が大海を語ることが出来るでしょうか。
部分が全体を説明できるでしょうか。
宇宙はただただ〝 驚ろくべき 〟としか形容のしようのない法則によって支配されており、私はその法則に満腔の信頼をおいております。
なぜなら、その法則は神の完全なる叡智の表現だからです。
従ってその法則には一つとして間違いというものがありません。
あなたがた人間から見れば不公平に見えることがあるかも知れませんが、それはあなた方が全体のホンの一部しか見ていないからです。
もし全体を見ることが出来たら、成るほどと思ってすぐさま考えを変えるはずです。
地上生活という束の間の人生を送っているかぎり〝 永遠 〟を理解することは出来ません。
あなたがた人間にはいわゆる 因果応報 の働きは分かりません。
霊界の素晴らしさ、美しさ、不思議さは、到底人間には理解できません。
というのは、それを譬えるものが地上に存在しないからです。
判断の基準には限界があり、視野の狭い人間に一体どうすれば霊界の真相が説明できるのでしょう。
ご質問の子供の病の話ですが、子供の身体はことごとく両親からの授りものですから、両親の身体の特質が良いも悪いもみな子供の身体に受けつがれていきます。
そうなると不治の病に苦しめられる子も当然出てまいりましょう。
しかし子供にも神の分霊が宿っております。あらゆる物的不自由を克服できる神性を宿しているのです。
物質は霊より劣ります。霊のしもべです。霊の方が主人なのです。霊的成長はゆっくりとしていますが、しかし着実です。
霊的感性と理解力は魂がそれを受け入れる準備ができた時はじめて身につきます。
従って私どもの説く真理も、人によっては馬の耳に念仏で終ってしまうことがあります。が、そういうものなのです。
霊的真理に心を打たれる人は、すでに魂がそれを受け入れるまでに成熟していたということです。
まるで神の立場から物を言うような態度で物事を批判することは慎しむことです 」
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不治の病に苦しむとき、その原因が、家系にまつわる遺伝であれ体質であれ、霊障であれ、カルマであれ、何に因るにせよ、物的尺度で見つめている限り、解決出来ずに堂々巡りになります
<霊的真理>の学びと、人のお役に立つべく<利他愛>の行いを続けてゆくうちに、ある時、<真の原因>を知ることが出来ます <霊的神性>が輝きはじめます
その時には、<霊的成長>が始まっています
そして、シルバー・バーチ霊が最後に締めくくりで述べている一節、一言で言えば、<自分が【傲慢】だった>ことに気付ければ、幸いです
<私>も<あなた>も<全て>が、【大霊の一部】、【神の分霊】です
<不滅です>、<永遠の存在です>、<無限の可能性を宿しています>、<光そのもの、完全無欠です>
やがて必ず、【自我】を超越し、【霊我】、【神我】を現してゆくことが出来ると信じます
最後まで、お読み頂きありがとうございました。
守護神様、守護霊様、背後霊様、古の霊の皆様および亡き妻の霊、私の本体・真我を通して、いつもお導き頂きありがとうございます🌺