乳がん転移 癌性リンパ管症で亡くなりました

人生の転機にて、人生の目的を見つめてゆきます

死者の行方 シルバー・バーチ③ 死後 再会

死者の行方 シルバー・バーチ③

死後 再会

 

前回まで、大切な人の死を悲しむのではなく、無事、今世の役目を終えて霊界へ旅立つことが出来たということから、その死を受け入れ祝福することが大切だと知りました。


この世に残った私は、過ぎ去ったことをくどくど思い起こさず、一日一日を一度きりのものとして大切に生き毎朝を霊的に成長する好機の到来を告げるものとして、希望に胸をふくらませて迎えることが、大切だと教えられました。それが叡智の道だと。

 

これは、正直、かなりの理想像です! が、この道を求めねばならないのです。
しかし、時々、出かけた場所や、家の中のガランとした空間で、傍にいない亡き妻を想い出し、ため息をついている私に、その心境に達することができるでしょうか、、、自信がありません。。


一歩でも、「叡智の道」を歩む為、朝から、亡き妻へ「感謝の言葉」を口にすることから始めています。「〇〇〇〇さん、ありがとうございます」「〇〇〇〇ちゃん、ありがとうございます」・・・・、これを休みなく言い続けることの難しさを感じています。ふと気づくと、「感謝の言葉」が途切れています。これでは駄目だと気を引き締める、その繰り返しです。真剣さが問われています!!

 

「シルバー・バーチの霊訓(八)」に 質問に答える形で、霊界での「再会」について次のように語られています。

引用:68と102ページ 抜粋箇所は、色付け文字の文章で、下線は私が入れています。

68ページ
「(質問者)愛し合う二人のうち片方が先に他界した場合、残された方がのちに他界した時に間違いなく幸せの楽園が待ってくれていると考えてよいでしょうか。」

 

「(シルバー・バーチ)その通りです。ただし、互いに愛し合っていた場合のことであって、一方的な愛ではそうはなりません。愛はその対象から切り離して存在することはできません。地上というのはほんの一時的な生活の場にすぎません。肉体不老不死ありえません。ですから、いずれは地上を去る時が来るのであれば、いよいよその時(死期)が近づいた人を祝ってあげるのが本当なのです。そして又、いずれは自分もあとから行って、地上では想像もできない、より大きな光明と美と驚異の世界でいっしょに生活することになることを知ってください。」

 

102ページ

「(質問者)私たちはいつかはかつて地上での仲間や親族のいる境涯へと向上して行き、ずっといっしょに暮らせるようになるのでしょうか。」

 

「(シルバー・バーチ)その人たちと同じレベルまで到達すればもちろんいっしょになれます。こうしたことは収まるべくして自然に収まる問題です。あなたは今これまで霊的に到達した境涯、段階、存在の場を占めているのです。それと同じレベルにある者はみな似たような発達状態にあるのです。ですから、ご質問に対する答えは、あなたがその人たちと同じ霊的発達段階に至ればいっしょになれます、ということになります。向上の道はつねに開かれております。完全へ向けての、永遠に続く奮闘です。」

 

「(質問者)ここに愛し合う二人の人間がいて、一方が他方より霊格がはるかに高いとします。死後二人がいっしょになるには発達のおくれている方が待たねばならないのでしょうか。」

 

「(シルバー・バーチ)その逆がふつうです。霊格の高い方が待つことになります。そこには愛の要素があるからです。」

 

シルバー・バーチの霊訓 八

これらの霊訓の通り、私は死んだあと、妻と霊格が同じレベルであれば、すぐに再会することが出来ます。その為には、私自身の霊性を向上させる努力が、どれだけ重要かが分かりました。
さらに、私は、生きている間に、亡き妻と交流する為、スウェデンボルグのように自由に霊界へ出入りできるように精進したいと思っています。

 

次回は、亡くなった身近な人の存在について、霊訓が教えてくれていることをみてゆきます。

 

 

 

 

願わくば、妻の霊に一歩、また一歩、近づけることを願って🌺