本当の【霊的進化】は、
人のために役立つ事をした時に始まります！
私たちは、実は、＜物質的身体＞と＜霊的身体＞の両方を兼ね備えています。
これまで＜物質的身体＞の方は、食事、休養、睡眠、必要な手入れなど、『健康』に気を付けて一定の＜成長と維持、衰退＞を経験してきました。
しかし、＜霊的身体＞である、【霊体・魂】は、家庭や学校では、ほとんどその手入の仕方や進化の方法を教わらずに来ました。これまでの学びは、物質次元のレベルにとどまっていましたし、そもそも＜霊的身体＞の存在すら意識せずに生きて来ることが出きました。
それでも、一部の人々は、それぞれの＜信仰＞という形でその存在を肯定されてきた方々もおられますし、特に、自分の内面に＜気付き＞や＜導き＞を得て、霊的に【覚醒】しようと努力されている方々もいます
ただ、忘れてはならない重要なことは、【覚醒】が出来たという時、それは、その方の霊的発達のレベルに沿った【覚醒】という意味であって、これから【霊的進化】に向けたスタートラインに立てたということなのです。【霊的進化】が完了した訳ではないということなのです
「眼には見えないものが観える」、「耳では聞こえない声が聴こえる」、「内面からの導きを感じる」等、五感を越えることは、大きな前進、一歩です。
しかし、【神・大霊】に至る道は、永遠に続くと言われています。とにもかくにも、この道を前進するには、一言で言えば、＜利他愛の実践＞が最重要課題です。これなくして進化は無いと言っても過言ではありません
なぜなら、自分とその取り巻く環境は、区別なき【神・大霊】一元の世界だから、自分に成すのと同様に他に成すことが、出来て当たり前になってくるからです。だから、＜利他愛の実践＞とは、「自分を愛するように、汝の隣人を愛せよ」の言葉通りなんです
それではここで、先達、 シルバー・バーチ霊の言葉を聞いてみましょう
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シルバー・バーチの霊訓（二） 六章 霊媒現象の原理 105～109ページより抜粋
(太字・アンダーライン・色付けは私が入れています。シルバー・バーチの回答は「 」内です)
この六章では、シルバー・バーチのファンから寄せられた手紙に幾つかの質問が列記してあり、その質問とシルバー・バーチの回答が紹介されています。
質問㈡ ──心霊能力はどうすれば身につけることができるのでしょうか。
「 心霊能力は何か持ち物を手に入れるような具合に自分の所有物とするのではありません。心霊能力が働くその通路となるということです。
心霊能力は例外なく（潜在的に）全ての人間に宿されております。それは肉体を去ったのちの生活で自我を表現するための手段です。それを未発達の状態で所有しているのです。ふだん一般の人は使用していませんが、霊媒が使用して見せているわけです。
と言っても、各自の能力がみな一様に同じ発達段階にあるわけではありません。潜在意識の表面まで来ている人は霊媒になろうと思えばなれます。霊視能力というのは霊体の目で見ることであり、霊聴能力というのは霊体の耳で聞くことです 」
質問㈣ ──心霊能力は進化のある一定の段階まで到達すると自然に発揮されるのでしょうか。言いかえれば、人間はみな進化のある段階まで来ると超能力者になっていくのでしょうか。
「 答は〝 イエス 〟です。
なぜならば、人類の進化は潜在している資質を高めることに他ならないからです。
ヒトは 身体的進化 はすでに頂点にまで達しております。
次は 精神的進化 と 霊的進化 です。長い年月をかけて徐々に全人類が自己の 心霊能力 にますます目覚めていくことでしょう。
しかし、ここで〝ただし書き〟が必要です。心霊能力を発揮するようになることが必ずしも霊的進化の程度の指標とはならないということです。霊的身体の持つ能力を全部発揮しても、魂そのものは少しも進化していないということも有り得ます。
本当の意味で霊的に進化し始めるのは、
人のために役立つ仕事を目的として、霊界のスピリットの協力を得ながら心霊能力を開発した時です 」
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人が死後、霊の世界で生き続けることは、基本的な真理ですが、これは例えば、霊の存在を示す物質化現象等を目の前にしないと、なかなか信じれないものです。しかし、それが無くても、多くの『霊言』や『経験』を強固な土台にして、強く【信仰心】で補い信じてゆくことが出来ます
もちろん、信じても信じなくても、純粋に「人のために役立つ行い」こそ、生きる目的の一つに相違ありません。これを第一にしてゆけば、自ずと【神・大霊】の導きの中にいることを感じ始めることでしょう
＜私＞も＜あなた＞も＜全て＞が、【大霊の一部】、【神の分霊】です
＜不滅です＞、＜永遠の存在です＞、＜無限の可能性を宿しています＞、＜光そのもの、完全無欠です＞
やがて必ず、【自我】を超越し、【霊我】、【神我】を現してゆくことが出来ると信じます
最後まで、お読み頂きありがとうございました。
守護神様、守護霊様、背後霊様、亡き妻および古の霊の皆様、私の本体・真我を通して、いつもお導き頂きありがとうございます🌺
