乳がん転移 癌性リンパ管症で亡くなりました

人生の転機にて、人生の目的を見つめてゆきます

死後の様子と人ー② 一心に【向上】を心掛けましょう❗

子供の【信仰心】以上に【信念】を持ちましょう・・‼

 

 前回、死んだ人も、残された人も、双方同じように『意識の交流』が出来ない<現実>に直面する、というお話しをしました。『霊の世界』での様子を霊界側の「シルバー・バーチ霊」の言葉より知りました ニコニコ

 

だから私は、なにより、『霊的目覚め』の必要性を痛感し、<精進努力>すること、この根深く愚かな<五感の世界>から脱け出すこと、の重要性を再認識しています。

 

今回も、前回同様、地上界側と霊界側の繋がれない壁があれど、<信仰と信念>、<向上>の大切さを教えてくれる霊界側からのお話しです 立ち上がる

 

それでは、「シルバー・バーチ霊」とは別の霊団、G・V・オーエンの『霊界通信』から、【死後の様子と人】についての一文を下記に抜粋します スター 

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霊界通信『ベールの彼方の生活』(一)「天界の低地」篇 五章 天使の支配 4 強情と虚栄心 195~197ページ より抜粋

 (太字・アンダーライン・色付けは私が入れています。適宜改行を加えています)

一九一三年十月三十日 木曜日

 

 この〝常夏の国〟では私たちは死んでこちらへやって来る人と後に残された人の双方の面倒をみるように努力しております。これは本当に切り離せない密接な関係があります。

 

と言うのも、こちらへ来た人は後に残した者のことで悩み、背後霊がちゃんと面倒を見てくれていることを知るまで進歩が阻害されるケースが多いのです。そこで私たちは度々地上圏まで出かけることになるのです。

 先週も私たちのもとに夫と三人の幼い子供を残して死亡した女性をお預りしました。そして例によってぜひ地上へ行って四人のその後の様子を見たいとせがむのです。

あまりせがまれるので、やむを得ず私たちは婦人を地上へ案内しました。着いた時は夕方で、これから夕食が始まるところでした。ご主人は仕事から帰って来たばかりで、これからお子さんに食事をさせて寝させようと忙しそうにしておりました。

いよいよ四人が感じの良い台所のテーブルを囲み、お父さんが長女にお祈りをさせています。その子はこう祈りました。

 

〝 私たちとお母さんのために食事を用意して下さったことをキリストの御名において神に感謝します 〟と。

 その様子を見ていた婦人は思わずその子のところへ近づき頭髪に手を当てて呼びかけましたが、何の反応もありません。

当惑するのを見て私たちは婦人を引きとめ、少し待つように申しました。暫く沈黙が続きました。その間、長女と父親の脳裏に婦人のことが去来しています。

すると長女の方が口を開いてこう言いました──「 お父さん、母さんは私たちが今こうしているのを知ってるかしら? それからリズおばさんのことも。」

  「 さあ良く判らないけど、きっと知ってると思うよ。この二、三日、母さんがとても心配してるような、何だか悲しい気持がしてならないからね。リズおばさんの念かも知れないけれどね。」

  「 だったら私たちをおばさんとこに届けないでちょうだい。〇〇婦人が赤ちゃんの面倒を見てくれるし、私だって学校から帰ったら家事のお手伝いをするわ。そしたら行かなくって済むでしょ。」

 「 行きたくないのだね? 」
 「 私は行きたくないわ。赤ちゃんとシッシーは行くでしょうけど。私はイヤよ。」
 「 なるほど。父さんもよく考えておこう。だから心配しないで。皆んなで何とかうまくやって行けそうだね。」

 「 それに母さんだってあの世から助けてくれるわ。それに天使様も。だって母さんはもう天使様とお話が出来るのでしょ? お願いしたらきっと助けてくれるわ。

 父親はそれ以上何もしゃべりませんでした。が、私たちにはその心の中が見えます。そしてこんなことを考えているのが読み取れました──〝 こんな小さな子供がそれほどの信仰を持っているからには自分もせめて同じくらいの信念は持つべきだ 〟と。

それから次第に考えが固まり、とにかく今のままでやってみようと決心しました。もともと子供を手離すのは父親も本意ではなく、引き止めるための言い訳ならいくらでもあるじゃないか、と思ったのでした。

 こうした様子を見ただけで母親が慰めを得たとはとても言い切れません。が地上を後にしながら私たちはその婦人に、あの子の信仰が父親の信念によって増強されたら私たちが援助して行く上で強力な手掛かりとなりますよ、と言ってあげました。そうでも言っておかないと、今回の私たちが取った手段が間違っていたことになるのです。

 帰るとその経過を女性天使に報告しました。

すると即座に家族が別れ別れにならぬように処置が取られ、その母親には、これから一心に向上を心掛け、早く家族の背後霊として働けるようになりなさいとのお達しがありました。

それからというもの、その婦人に変化が見られるようになりました。与えられた仕事に一心に励むようになったのです。私たちの霊団に加わって一緒に地上へ赴き、彼女なりの仕事が出来るようになる日もそう遠くはないでしょう。

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 亡くなった母と地上界に残る父と娘たち、双方、直接、意識の交流は出来ませんが、娘さんの『純粋な信仰心』、その背後で支援して下さる『霊の存在』が、ありのままに映し出され、胸をうちますスター

 

そして、地上界であろうと、霊界であろうと、本人の前向きな『信仰心』、『信念』が、両者の霊的繋がりを深めてゆくことになる、ということが分かります キラキラ 歩く

 

ただし、やるべきことがあります。

それは、前々回のブログ記事で申しました通り、『自分が、過去の過ちを正直に認め、懺悔する』、そのとき、いわゆる、自分の【審判】が始まり、【霊的進化】の一歩を踏み出す、ということなのです 花

 

<私>も<あなた>も<全て>が、【大霊の一部】、【神の分霊】ですニコ

<不滅です>、<永遠の存在です>、<無限の可能性を宿しています>、<光そのもの、完全無欠です>スター

 

やがて必ず、【自我】を超越し、【霊我】、【神我】を現してゆくことが出来ると信じます流れ星

 

最後まで、お読み頂きありがとうございました。

 

守護神様、守護霊様、背後霊様、古の霊の皆様および亡き妻、私の本体・真我を通して、いつもお導き頂きありがとうございます🌺

 

<ベールの彼方の生活(一)「天界の低地」篇 (株)潮文社 1985年7月20日発行より>