『死後』地上界の人々と繋がれない【現実】に直面します❗
親しかった人や大切な人が亡くなると、私たちは悲しみ嘆きます。もうあの姿かたち、声を聞くことが二度と出来ないんだと「寂寥感」が沁みわたります。<心>に「言いようがない傷」と「孤独感」を刻みます
その時ほど、この限られた<五感の限界>を感じ、少しでも<霊的な力>があれば、出来ることがあるのに、と思います。
では一方、亡くなった側は、どんな様子なのでしょうか❓ どう思っているのでしょうか❓
この死後の様子や状態について、「霊界」側から見た内容を知ると、この世に残った者も、死者も、まったく同じ【現実】に直面していることが分かり驚きます
それでは、シルバー・バーチ霊からの言葉です
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シルバー・バーチの霊訓(五) 三章 死後の後悔 40~41ページ より抜粋
(太字・アンダーライン・色付けは私が入れています。シルバー・バーチ霊の言葉は「 」部分です)
「 皆さんは他界した人がぜひ告げたいことがあって地上へ戻ってきても、有縁の人たちが何の反応も示してくれない時の無念の情を想像してみられたことがあるでしょうか。
大勢の人が地上を去ってこちらへ来て意識の焦点が一変し、初めて人生を正しい視野で見つめるようになり、何とかして有縁の人々にうれしい便りを伝えたいと思う、その切々たる気持ちを察したことがおありでしょうか 」
ある日の交霊会でシルバーバーチは出席者にこう問いかけて、人間がいかに五感の世界だけに浸り切り、いかに地上生活の意義を捉えそこねているか、そしてそれが原因となって死後の生活にいかに深刻な問題を生じさせているか に焦点を当てた。
「 ところが人間が一向に反応を示してくれません。聞く耳を持たず、見る目も持ちません。愚かにも人間の大半は、この粗末な五感が存在の全てでありそれ以外には何も存在しないと思い込んでおります。
私たちは大勢の霊が地上へ戻って来るのを見ております。
彼らは何とかして 自分が死後も生きている ことを知らせたいと思い、あとに残した人々に両手を差しのべて近づこうとします。
やがてその顔が無念さのこもった驚きの表情に変わります。もはや地上世界に何の影響も行使できないことを知って愕然とします。
どうあがいても、聞いてもらえず見てもらえず感じてもらえないことを知るのです。
情愛に溢れた家庭においてもそうなのです。その段階になって私たちは、まことに気の毒なのですが、その方たちにこう告げざるを得なくなります───こうした霊的交流の場へお連れしないかぎりそうした努力は無駄ですよと 」
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『基本的真理』として、「死後も生命は存続する」と知っていても、現実には上記の通り、この地上界にいる私たちと霊界にいる亡くなった方々が、意識の交流をすることは、特殊な場合 (霊媒や交霊会など) を除いて難しいのが実態です。
これは、シルバー・バーチ霊が仰っている通り、私達が『五感の世界に浸り切っている』為に、『五感の壁』に風穴を開けるのが難しいが故なのです
しかし、直接交流が出来なくても、その『存在』を感じる<事象>は、時々経験することがあります。私にもいくつか経験があります。そんな時ほど、「死後も生命が存続している!」、と強く実感しないわけには参りません
『五感の壁』を崩してゆけば行くほど、『霊的目覚め』が促進します。 いずれにせよ私達は、もっと<努力>すべきです。<精進>すべきです
亡くなった方々に<無念な気持ち>を味わわせることが無いよう、私の方から近づく<努力>をして行きたいと思っています
<私>も<あなた>も<全て>が、【大霊の一部】、【神の分霊】です
<不滅です>、<永遠の存在です>、<無限の可能性を宿しています>、<光そのもの、完全無欠です>
やがて必ず、【自我】を超越し、【霊我】、【神我】を現してゆくことが出来ると信じます
最後まで、お読み頂きありがとうございました。
守護神様、守護霊様、背後霊様、亡き妻および古の霊の皆様、私の本体・真我を通して、いつもお導き頂きありがとうございます🌺