【体外離脱】<霊界の太陽>の不思議 (スウェデンボルグ③)
前回と前々回、「スウェデンボルグ」が実際に見て来た、<地獄界>について知りました。
地獄界は、やはり不気味で怖い世界でした。誰もそんな世界に行きたくないし、引き寄せられたくもないです。しかし、自分では、正しいと思っている方向が、実は・・!! ってことがあるかもしれません、、、。方向転換出来るのは、この生きてる間が大事です 普段から、死んだ後のことは考えて生活していないけど・・・、〈後の祭り〉っていうのは嫌ですね 、 今のうちに方向転換、軌道修正しておきたいです
地獄界、次の2つを、肝に銘じておきます❗❗
「現世にあったとき、物質的欲望、色欲、世間的名誉欲、支配欲などといった、人間の外面的、表面的感覚を喜こばすことばかりに心を用い、本当の霊的なことがらを極端にないがしろにした者」が、地獄界へ行きます。
また、この者達は、「どこか生気に欠け死屍のような " 死 " の印象を強く与える者達であり、これは彼らが、霊界の真の生命の根源である<霊界の太陽> につながらず、<物質界の太陽>の光につながって生きようとする態度を 死後 何万年へても捨て切れずにいる者達」である。
地獄界の住人は、私達の住む物質界への欲望や肉的なもの、外面的なものへの執着が強すぎる為、自然と<物質界の太陽>につながろうとし、何千年、何万年も、霊的に目覚めないまま、物質界に居た時以上に欲、欲、欲、欲の心を出し続けています。肉体(自我)と欲が、大事で捨て切れないんです。。
ここで、<霊界の太陽>という重要なキーワードが出てきました。
スウェデンボルグは、この<霊界の太陽>の不思議について、霊界の賢者といわれる霊にも解けない不思議さを持っていると、書き記しています。
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「私は霊界を見て来た」より抜粋
抜粋箇所は『 』内の文章です。
1、<霊界の太陽>の不思議 ①
『霊界の太陽は 東の空、それも霊たちの 胸のあたりの高さ にあって "動かない太陽" だ。・・・中略・・・ しかし、この太陽は、"いとも気軽に "霊たちが顔を向けた方向へ動く のである。霊たちはその顔によって光や熱、霊流を受け入れて生きているのであるからこれでなくては困るに違いないが、それにしても、この世の感覚では全く理解できない太陽であることには間違いない。』P101~102
2、<霊界の太陽>の不思議 ②
『霊界の太陽はその光で霊界を照らし霊にものを見せ、またものを考える理性の基礎となっている。その熱は霊たちに生命を与えている。
そして霊界の太陽は霊流という流れも霊界全体に放っていて、これは霊界の秩序を保ついっぽう、霊の霊的能力の基礎になっている。・・・中略・・・ 霊界の太陽は、霊の生命と霊界の秩序の基礎なのだ』P80~81
3、<霊界の太陽>の不思議 ③
『霊界の太陽から流れ出る霊流が霊界の生命の源(みなもと)であることはすでに述べたとおりだ。この霊流には、霊界の上、中、下の三世界に直接、太陽から注がれるもの(直接霊流)と、太陽➡上世界➡中世界➡下世界の経路を経て各世界に注がれるもの(間接霊流)の二つのものがあることを思い出してほしい。
私は、この霊流について説明したとき、霊流は霊界内の下世界にまでしか達しないかのようにわざといっておいた。しかし、私は、いまは、霊流は下世界から、さらに人間界にまで達しているのだと訂正しよう。・・・中略・・・
生命の源始とは何か。これが他ならぬ霊界の太陽なのだ。自然界の太陽は熱や光を自然界に与え、自然界の生命をはぐくみ、生命の活動を助けることはできる。だが、生命の源始そのものとなることはできない。・・・中略・・・
この世の太陽自身がその源は霊界の太陽なのだ。』P225~226
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スウェデンボルグが書き記した内容には、重要な点が3つあります。
1、<霊界の太陽>が、全ての生命の源(みなもと)である
2、<霊界の太陽>は、【神・宇宙の大霊】である
3、<霊界の太陽>からの霊流を、私たち自然界も受けている
そして、
彼の文中では、霊界の太陽からの霊流が、最後の自然界に到達して終わりのように示しているのですが、実は、霊流に終わりは無く、全てを循環しているんだと私は思います。もっと言えば、全てを霊流の中に<包含>している、全てに満ち満ちて<循環>しているんだと思います。
そして、その階層ごとに受け取れる霊的レベルの分量だけを、その階層の人々は受け取って生きている。。きっと、この地上界の大半の人々は、ほんのちょっぴり、無意識で受けてるんですね、だから生きていられるんです。
なんということでしょう、
例えば、この世の私の顔を触ると、手に伝わる、" 骸骨 "という骨、それを覆う" 肉と皮膚 "。また、皮膚を境にした、体の" 内部 "と" 外部 "の世界、外の世界から受ける" 刺激や感触と感情 "。これまで、確実に存在していた諸々は、永遠ではなくて、やがて消え去って空気と土に還っていく
一方、そんな自然界と共存して、<霊界の太陽>からの霊流が、私の中と外、すべてに満ち満ちている霊の世界があって、私が存在していることの、不思議さを感じ始める
私は、目に見えるもの、耳から聞こえるもの、肌に感じるものなど、この肉体を通じてさまざまな悩みや欲を実感あるものとして感じて来ましたが、<霊界の太陽>から流れている霊流(生命の源)のなかにも、既に浸っていながらそれに気付かなかっただけで、こちらこそが実在だった!、真実だった!、と感じ始めています
<霊界の太陽>のことを知って、不思議な気持ちになりました。これまで、頭の中で【神一元】【神がすべて。すべて神なり】などと理解していたことが、不思議な霊流の話を知ってから、より現実のものに感じ始めています。
スウェデンボルグは、よくこれだけ霊界の様相について、見たり聞いたり教わったり出来たこと、また後世に書き残してくれたことが、本当に驚きです
<神・宇宙の大霊>、<霊界の太陽・生命の源>、<不思議な霊流>を、常に意識し、感じ続けることが、大切だと思います💖
下記、言葉の通り、<神・宇宙の大霊>との一体感を求めて行きましょう。
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知花敏彦 師 「B - 326 覚者方 1989.12.06」
Ameba 2023-04-07 より抜粋
50:06
・・・中略・・・
今日も帰りましたら、せめて寝る前の半時間でも15分でもかまいませんから、大霊に一心集中して その大霊を実感するように努力してみて下さい。
それを実感し始めますと、飯は食わなくても大霊との一体感をなさねば、心細くてしょうがないんです。
50:57
私は今日一日仕事をしてましたが 心細くて、やっぱり仕事しながら意識を向けてるつもりですけど、手足も洗わないで家に帰るとすぐ大霊との一体感から始まるんです。
大霊が恋しくて恋しくてたまらないんです。少しでも離れたら損するような気持ちがして、子供がお母さんを恋しいように、
だから仕事中でも頭の中には大霊というのがしょっちゅう浮かんでくるんです。
寝ても覚めてもあなたのハートに大霊が着座した時、もう皆さん方は覚者方です。
52:10
たまたま 一日に何秒間か何分間か 大霊なりと思ったりするようなものじゃないんです。
多く神を愛せよとは、神が常にあなたの中におることなんです。
四六時中 神を思いなさいとは、四六時中 神があなたの中に定着すること。
定着してますか?
それほど皆さん方は神を愛してませんね。
一カ月に一回 神を思ったところで、何の価値もありません。「四六時中」ということは常時という意味ですね。常時、あなたの中に神はおらなければなりませんね。
52:56
神をあなたが意識してなければ、あなたは神にお留守になっているんです。神から分離してるんです。
分離はできませんけど、もうその力は働かないですね。
あなた方が寝ても覚めても雑談をするようなことがありましたら、大霊に意識を向けるように訓練する必要が、一番大切ではないかと思います。
53:18
霊覚者方というのは、もう霊のこと以外何も考えないんです。
全て見るもの 聞くもの 霊的物差しで考える。
肉の物差しで絶対に考えません。3次元の外側の物差しで絶対に見ないんです。
実相で 真実なる霊的物差しで物を見ます、考えます、そして生きます。
これが霊覚者です。即ち覚者方です。
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< 肉体・自我・偽我 >は、外に人や物を意識して、区別し比較し優劣をつけ感情を起こします。しかし、これは消えて無くなる仮の世界。
本当の世界は、【神・宇宙の大霊】から無限に放たれ循環する<霊流・生命の世界>だったと、四六時中、思い続けることが必要でした💖
【神・宇宙の大霊】との一体感が得られるまで、一心集中です💖
最後まで、お読み頂きありがとうございました。
守護神様、守護霊様、亡き妻および古の霊の皆様、私の本体・真我を通して、いつもお導き頂きありがとうございます🌺
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