乳がん転移 癌性リンパ管症で亡くなりました

人生の転機にて、人生の目的を見つめてゆきます

【在宅看取】乳がん末期の実母を看取り

【在宅看取】乳がん末期の実母を看取りされたお話

 

 

前回ブログで、『在宅看取』をされた長野県のご家族の<涙と別れ>のお話をご紹介しました。

 

今回は、<サービス付き高齢者向け住宅>(以下 <サ高住宅>)で、乳がん末期の【実母看取】をされたご家族のお話です真顔

 

このお話は、昨年夏、私の妻が亡くなった後に知ったお話なんですが、実母を看取られた方は、お医者さんであり、最終主治医であった娘さんです。ですから、一般の私とは違って、病状の先を<予測>できるし、<人間の死>までの考え方や接し方が培われた方なので、後になりましたが大切なことを知ることができましたニコ

 

 

お母さまの病状は、右乳がん、トリプルネガティブ、リンパ節転移あり、細胞増殖能(MIB-1) 80%。当初、化学療法が著効し、腫瘍は退縮しましたが、お母さまの「化学療法なんてやってたら病気になるわよ」と自己判断にて治療を中断。そして約半年後、めまいとふらつきがあり入院、MRI検査の結果、脳転移による癌性髄膜炎と診断されましたショック

 

透析患者で自己中心的というお父さまとのやり取り、<サ高住宅>入所までの経緯、入所後のお母さまと家族の様子、そして、お母さまが容体急変、特に、お母さまの全身性の痙攣がひどくなり、息が小さくなってきた時の声掛けは ☆(抜粋1)、参考になります。私の場合は間に合いませんでしたえーん

 

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☆(抜粋1)

私は「ああ、このまま死ぬのだな。」と思い、母の手を握り、「お母さん、大丈夫、一人じゃないよ。一人じゃないからね。みんな一緒にいるよ。心配しないでね。そばにいるよ。」と呼びかけました。

 

やってきた父と妹にも「声は聞こえてるから、お別れして。もう、お別れだから。」と言いました。

 

父は「ヨシコ!死ぬなよー!」と叫びましたが、私と妹はほぼ同時に「なんでやねん、行かしてやれよ。」と二人で突っ込んでいました。

 

そうなのです。この病気でこの状態で引きとめて何になるでしょう。肉体の苦しみが増していくのを引き留めて何になるのでしょう。

 

私は日ごろから家族に肉体の苦しみを終わらせてくれる<生の終わり>というものはなんら悪いものではないのだと伝えていました。母もそれは理解していますし私の意見に大賛成でした。

 

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8月6日、お母さまは、全身性の痙攣から昏睡状態になったにも関わらず、意識を回復され、お父さまとともに<サ高住宅>での生活を始めました。

 

しかし、食が細く飲食が難しくなっていました。8月6日以降、共に過ごせるいい時間がもらえているけれど、残り時間は、あと数日という単位になって来ているのがわかりました。

 

その後、8月13日に意識が無くなり、8月17日に亡くなるまでの間、娘さんは医師として冷静な選択と対処を書き綴っています。

 

共同偏視(きょうどうへんし)> 目を開けたまま意識がなくなっている状態。両眼が一方向を睨むような位置に偏位。痛み刺激に反応して<忌避>する状態。苦痛を取ることにまつわる<リスク>として血圧の低下と心停止の危険性。医療用麻薬の座薬と解熱用の座薬を同時に使う<リスク>など、医師としての知見や考えが記されています。

 

8月17日、娘さんは、訪問看護師さんから「手足が冷たく、冷や汗があり。・・・呼吸が浅く、もうあまり時間がないと思います。全体的には楽そうなので何も薬は使わず様子を見ます。」と連絡を受けて、午後の仕事を早めに切り上げられ、15時半ごろ<サ高住宅>で死亡診断をされました。


死亡診断をした後、介護の人から最後の瞬間について聞かれたお話が下記です。☆(抜粋2)

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☆(抜粋2)
「お父さんのお昼ご飯のお声がけをしにお部屋に行ったんです。お父さんはものすごくよく眠ってらしたんですが、お母さんを見ると、もう下顎呼吸(死ぬ直前に出る生理的な呼吸。顎が上下するように動いてあえいでいるように見える。)が出ていたんです。

 

私(介護士さん)、お父さんを起こして『お父さん、お母さんがもう行っちゃう。早く、今だったら声が聞こえているから、お別れして!』と言ったんですよ。

 

そしたらね、お父さんが『ヨシコー!愛してんどー!!!』って言ってね、そしたらお母さんがそれに答えるみたいに『がー!』って言ったんですよ。それから息が止まったんです。」

 

私(娘さん)はこの話を聞いて、わりと感動したんですよ。以前は「死ぬな」と呼びかけていた父が、旅立ちを止めるのではなく、最高のはなむけの言葉で母を見送ったことに、父の成長を感じました。

 

母は脳出血のせいで言語障害があり、言葉にならなかった中なのに、精一杯答えることができたということを聞き、最後まですごい母の生命力に再三驚かされました。

乳がん末期の実母を看取られました

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(抜粋1、2)含む<看取りの詳細>が、下記ブログに三回にわたって記されています。

 

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サービス付き高齢者向け住宅>は、

介護サービス等が受けられる、高齢者夫婦世帯が居住できる賃貸等の住まいをいいます。詳細は、厚生労働省の下記に説明があります。

https://www.kaigokensaku.mhlw.go.jp/publish_sumai/

 

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<サ高住宅>であるがゆえに、お父さまが、旅立ちつつある妻に、最後、見送る言葉をかけれました。亡くなる方も最後まで聴覚は残っていますので、これまでの労いと感謝の本音を表す言葉を聞くことができ本当に良かったです、次の世界へのスムーズな旅立ちの助けになったと思いますキラキラ

 

私は、昨年夏の妻の死をきっかけに、これまで、死後の世界が実在すること、またその世界を訪ねることが可能なこと。死に至るプロセスやその後のことなどについて、ブログに記してきました。

 

その理由の一つは、F・C・スカルソープ (6月1日付ブログ「【霊界】と交流する方法について」でご紹介した人物) が、<亡き妻>と再会することを目的に、「霊能開発」し、「体外離脱」と「再会」をなし得たこと、それが誰にでも可能性があることを知ってほしかったからでした。

 

 

私たちは、<生者>も<死者>も同じ世界に住んでいます花

ただ、次元が違うだけなんです。

波長・バイブレーションの振動数が、全然違うだけなんですスター

 

今回ご紹介した看取りのお話の中で、肉体の苦しみを終わらせてくれる<生の終わり>という言葉が出て来ましたが、肉体の死は、再び霊として<霊の始まり>だったんですね。

 

ただ、死者には<肉体>がありませんので、向こうからこちらに見える形で会いに来るには、物質化現象の出来る「霊媒」が必要です。

 

しかし、こちらは、<肉体>も<霊体>も両方持っています。この<霊体>としての機能を発揮する度合い、振動数を高めるに応じて、「体外離脱」、「死者再会」、「霊界探訪」などが出来るようになります。日頃は、<肉体>だけ、<表面体>100%だけで、見たり聞いたりしているだけだったんです。

 

では、<霊体>としての機能を発揮するために一番必要なことは何でしょう。

波長・バイブレーションを精妙化して、霊界側に合わせてゆくのに必要なことは何でしょう。

 

これは、決して、人に、外に、物に、頼っては成し得ません。自分の中、内側隅々まで、自分自身に満ち満ちている、<霊流><光><生命><神><宇宙の大霊>を感じることが必要なんです。裏を返せば、<自我><偽我><エゴ><闇>を手放す、しっかり掴んでいた心の握りこぶしを開いて<本来の姿>に戻っていくことだったんですウインク

 

しかし、<自我>・・<闇>などは、必死でカモフラージュし隠れます。なかなか、深堀は大変なことです。さらに、実は、私の約60兆個すべての細胞と、見えるもの・見えないもの大気を含む周りすべては、その様子を見ているんです。でもみんな本当は協力者なんです。だから、彼らから気付きをもらって、やり遂げないといけませんキラキラ (私の場合、約三分の一の細胞が、『あなた、間違ってるよ❗心の向け先❗、もう随分待ってるよ~❗』と、辛抱強く待ってくれていますガーン)

 

シルバー・バーチ霊も、次のように仰っています 。

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シルバー・バーチの霊訓(十)74~75ページより抜粋

 

(質問者) 地球のような世界がたくさんあって、それぞれに霊界があるということですね?
 
(シルバー・バーチ) 霊の住む世界は無数に存在します。あなた方はこの宇宙の孤児(みなしご)ではありません。

 

(質問者) となると〝死後の世界〟はどこにあるのかという問いにはどう答えたらよいのでしょうか。明確に答えるのは困難だと思いますが・・・・・・

(シルバー・バーチ) 死後の世界とは、要するに今生活している世界の 目に見えない側面、耳に聞こえない側面 のことです。死んでからではなく 今の時点で霊の世界に住んでいるのです。死んでからそこへ行くのではありません。今いる場所に霊界があるのです。

その世界の波長ないし振動、その他どう呼ばれても結構ですが、それをキャッチするための 霊的感覚を発揮しないかぎり、それが認識できないというに過ぎません別個の世界ではないのです宇宙全体を構成する不可欠の側面であり、地球もその小さな一側面にすぎません。

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 人が抱く様々な疑問に答える【シルバー・バーチの霊訓】は、本当に素晴らしいと、いつも思います。(もちろん、他の先人達の言葉も素晴らしいです)

 

今回もシルバー・バーチ霊は、彼が知り得た叡智の中から、霊の世界がどこにあって、どうすればキャッチ出来るかを端的に教えてくれています。私がこれまでご紹介してきた方々も同様のことを仰っています。あとは、一人一人の進まれている道に、霊的なテーマがあがってくるかどうかだけです。必要な方にとっては、いずれ確信に変わってゆくと信じています💖💖

 

最後まで、お読み頂きありがとうございました。

 

守護神様、守護霊様、亡き妻および古の霊の皆様、私の本体・真我を通して、いつもお導き頂きありがとうございます🌺

 

シルバー・バーチの霊訓(十)