乳がん転移 癌性リンパ管症で亡くなりました

人生の転機にて、人生の目的を見つめてゆきます

【不思議な体験】の始まり (F・C・スカルソープ)

【不思議な体験】の始まり (F・C・スカルソープ)

 

 

以前、「スウェデンボルグ」が霊界を訪ね見聞きして来た、<地獄界>や<霊界の太陽>についてご紹介しました。

 

「スウェデンボルグ」は、年代でいえば18世紀後半中頃まで生きた人で、日本でいえば江戸時代中期頃になります。そんな昔に、霊界への道を開き、霊界を探索して書き記してくれたのですから、かなり昔々の方だったんだ・・❗、よく現代まで遺せたものだ・・❗、と、感心と共に不思議な気持ちになりますキラキラ

 

そこで今回は、以前にもご紹介しました「スカルソープ」の【体外離脱】による<霊界紀行>より、不思議体験のそもそものきっかけについて、ご紹介したいと思います。

 

彼は、年代的には、20世紀の方なので、「スウェデンボルグ」より、年代を経ていない分、身近に感じます。( 彼はイギリス人で、1896年10月生~1974年6月没 )

 

「スカルソープ」は、【体外離脱】のきっかけを【不思議な体験】の始まりとして、彼の著書の中で、一章を割いて詳しく書き記しています。ここでは、重要なポイントをかいつまんでご紹介します。

 

 

F・C・スカルソープの「不思議な体験のきっかけ」

① 1934年に妻が他界

当時、彼は、<死後の世界>や<霊>についてはまったくの無知でした。妻の死は大きな打撃で、妻は2人の子供とお店を残して亡くなりました。お店は、彼が何とか一人で切り盛りし、子供は彼のおばの手を借りて世話をすることになりました。

 

 

② 図書館通い

彼は、近くの図書館から幅広い分野の本を借りて思索の糧としていました。彼は特に<電気及び電磁波の実験>に興味を持っていて、好きな著者の一人に科学者であり、英国学術協会の会長でもあったオリバー・ロッジがいました。

 

ある日のこと、オリバー・ロッジの著書で『なぜ私は死後の個性存続を信じるか』という題の本を見つけたのです。

 

「スカルソープ」は、ロッジが科学以外の分野で本を書いていることに驚くとともに、ロッジが【霊魂不滅】について、いかに科学的な実験を積み重ねて証明しているか、興味深く読んだのでした。

 

そして、この分野の多くの本と、霊魂否定派の本を読んだ後、「スカルソープ」自身、自らの手でそのどちらが正しいかの決着をつけたいと考えるに至りました。

 

 

③ SAGB(英国スピリチュアリスト協会)訪問

そこでまず彼は、SAGBを訪問し、一人の女性霊媒(ヘレン・スピアーズ女史)で、霊視能力者を紹介されます。

 

彼女に案内された小部屋で問答(交霊会)が始まるのですが、彼は、これまでに読んだ本の中に、霊媒というのは、いかにも他界した身内の霊が語っているかに見せかけるため、出席者からうまいこと情報を ” 聞き出す ” コツを心得ているから用心するように書いた本が何冊かあったので、絶対にその手に引っ掛からないよう、それらしい質問には牡蠣のように口を閉ざしていましたおーっ!

 

間もなく女史が、「一人の女性の姿が見えます。あなたの奥さんです。」と言ってその容姿を述べはじめました。叙述は正確だった。が、彼は黙っていました。

 

女史はなおも叙述を続け、身体の特徴、表情、それに彼の日常生活と妻の死後三か月間の出来事を述べました。(訳者注として、亡き妻がテレパシーで伝達したものを霊媒師である女史が受け取って述べている。のコメントが附されています)

 

彼は黙々と書き留め、時おり確認のため質問しましたが、間髪を入れず正確な返事が返ってくるのでした。

 

亡き妻は、自分の死後の二人の子供の様子を述べ、彼しか知らないはずの家庭内の出来事や、部屋の模様替えについても語りました。

 

彼にとって、それが亡き妻であることを疑う余地はありませんでした。この日の交霊会は彼にとってきわめて満足いくものであり、多くの思索の糧を与えてくれるものになりました。

 

そして、いよいよ二人揃って部屋を出る時、女史が次の言葉を言ったのです。

 

『あなたも、ご自分でためしてみられてはいかがですか。私の姿をごらんになるのと同じくらい鮮明に奥さんの姿が見えると思いますよ』ウインク

 

 

④ 霊能養成会に参加

彼は、週に一度集まって、潜在している霊能を開発するための訓練をするサークル活動に参加することにしました。このサークルにきちんと出席するうちに、自分の可能性に自信が湧いてきました。

 

そして、サークル活動とは別に、自宅でひじ掛けイスでゆっくりと寛いでいる時の方がさらに好い結果を生むことが分かってきました。

 

それが次第に霊界との自然でしかも素敵なコンタクトへと導いていき、内的な幸福感と満足感とを与えてくれることになりました。初期のころは、ベッドに入って完全に寛いでいる時などに背後霊の姿を見るようになりました。

 

そのうち、ある日のこと、ひじ掛けイスに座って何かを霊視してみたいと思っているうちに、彼の身体が大きな霊の腕に抱かれるような感じがしました。彼を抱いたその霊は空中高く上昇し、中空に止まってから次のように言います。

 

あなたは、なぜそう霊視したがるのですか。なぜ霊の声を聞きたがるのですか。なぜ物質化現象を見たがるのですか。あなたには、そんなものよりはるかに素敵な能力があるのですよ!!』そう言い終わるなり、イスに戻されたのでした。おーっ!

 

物質化現象などよりも素敵な霊的体験とはいったい何がありうるだろうか。その回答が間もなく与えられることになります。そして、【霊界旅行】が始まるのです。

 

 

以上、「スカルソープ」が、【体外離脱】により【霊界旅行】を始めるまでの経緯になります。

ここまでで、重要な点が、二つあります。

 

一つ目は、『真剣に求めることが大切』

二つ目は、『霊界側の支援・協力が必要』 、ということです。

スウェデンボルグの場合にも、霊界探訪の都度【導きの霊】の存在がありました。

 

そして、この二つの条件の前に重要な前提条件があります。それは、本人の『霊的進化』の状態です。

 

以前にもブログに書きましたが、本人の【霊格】を超えた上層階へは、行きたくても行けない。本人の【霊格】と同じか、それ以下の階層までしかいけないということです。ですから、いくら、大切な亡き人に会いたくて【体外離脱】が出来るようになっても、会えない可能性もあり得るのです。物質界とつながりの深い幽界(精霊界)までしかいけないかもしれませんショック 地縛霊や低級霊に同通してしまうやもしれませんえー?

 

ただ、【体外離脱】が出来る出来ないにかかわらず、また、【霊的能力】が有る無しにかかわらず、今世、『 霊的進化 』は不可欠です。スター 

 

その最短ルートは、神我一体の心境に近づくこと、日常生活をしながら 連続的祈り 】を行うこと、これに尽きると思います。やがて、徐々に、【我神なり】、【我愛なり】、【我光なり】、への道が拓けてゆきます。花

 

 

下記、お二人の言葉の通り、自分の意識が、どこを向いているか、何を意識しているかが、とても重要だと思います。

---------------------------------------------------------------------------------

知花敏彦 師  「 B - 331 霊界通信 1989.09.25 」

Ameba 2023-07-03 より抜粋

5:53
(霊界)通信にも様々ありまして、沖縄の○○という巫女が 非常に災いしてる粗雑な霊達に意識を向けますから、そこから霊通信を受けるわけです。

霊示を受けて霊言を語るわけです。
意識の向け方です。自分がどこに意識を向けるかというのが問題です。

6:23
私達も 肉体を持ちながら 霊人であり、幽体 を持ってますし、神の 神体 も持ち合わせてますので、いくらでも可能である ということです。

しかし、

内なる中心が生命の次元、即ち本源・源。
それが、主なる神、即ち 神我 です。
あくまでも私達は幽界や そういうものからの通信は受けて楽しむべきものじゃない。

・・・中略・・・

13:50
いかにあなた方の心が3次元的な思考で、自分というものを制約し制限して、がんじがらめにしてるかということ、

これがある限りは、自縛霊・束縛霊ですから何も出来えないですね。あなたが拒んでいるんですからできるはずがありません。自由意志は犯しません。

------------------------------------------------------------------------------

「シルバー・バーチの霊訓(十二)」 第九章 祈り P124より抜粋

 

(7)祈りの言葉を何の目的もなしに繰り返すだけでは、ただ大気中に一定の波動を起こすだけ です。

 

が、誠心誠意、魂の底からの祈り、神の御心と一体となり、神の道具として有意義な存在でありたいと願う心 は、その波動そのものがその人を 神の僕としてより相応しく、そしてより逞しくします。

 

祈るということ、真実の自分を顕現すること、心を開くこと、これが 背後霊との一体化 を促進するのです。

 

------------------------------------------------------------------------------

私は、目に見え、耳に聞こえ、肌に感じる、物質世界・肉体世界への依存が、毎日のほぼすべてを覆っています。それらを大事にしていて、なかなか切り離せないんです。手放すことへの抵抗感、手放した後の空虚感など、不安や怖さや寂しさ、いろいろなものが混じりあった複雑な気持ちが、根を張っているんですえーん

 

しかし、実はそれらは無いもの! 偽物、仮相、消えて無くなるもの! だから、目と耳を閉じて、<神・光・愛>を感じる時間を増やそう!!、<神・光・愛>を思い続けよう!! これで良かった、これを続ければ良かったん、ですおーっ!

 

それがどれだけ進めたか、今まで神我( 真我 )を欺いてきたことへの、悔恨や懺悔の気持ちが現れて来るまで、必死にやり続けねばなりません花

 

 有るあると思っている【肉体】も【自我】も、元々無かった。【ただ、神のみ実在】【ただ、光のみ、愛のみ実在】だったんですキラキラ💖

 

<すべての結果>の " 原因 "、" 源 " は、【神・宇宙の大霊】に行く着くのでした💖愛飛び出すハート

 

 

最後まで、お読み頂きありがとうございました。

 

守護神様、守護霊様、亡き妻および古の霊の皆様、私の本体・真我を通して、いつもお導き頂きありがとうございます🌺

 

F・C・スカルソープの『 霊界紀行 』

 

ameblo.jp